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あいおい損害保険株式会社様 (現 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様) 

あいおい損害保険株式会社様 (現 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様) の導入事例。KDDI 法人・ビジネス向け。

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導入サービス
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わずか8ヶ月間で2つの損保会社の大規模ネットワークを完全に統合
  • 2004年3月に掲載されたものです。現在は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社に社名変更されています。

あいおい損害保険株式会社様は、2001年4月に大東京火災海上保険株式会社と千代田火災海上保険株式会社が合併して誕生した、国内トップクラスの損害保険会社です。その設立にあたって、2つの損保会社の大規模ネットワークが、統合されています。当時、両社の社内ネットワーク統合にあたって、メッシュ型のシンプルな構成、高速大容量化への対応、そしてコスト削減という目的が掲げられました。これらを達成するために最適と思われるIP-VPNの導入が、統合プロジェクトチームにおいて決定し、通信コストや拡張性、SLAの標準提供といったトータルな観点で、「KDDI IP-VPN」が採択されたのです。

掲載日:2004年03月

統合ネットワークの特長

“本格統合”前の、旧2社のネットワーク概念図

図: 従来のネットワーク概念図

“本格統合”後の、あいおい損害保険株式会社様のネットワーク図 概要

図: 統合後のネットワーク

統合された事業所に引かれていた2種類の回線は廃止し、KDDIのIP-VPN網へのアクセス回線1本のみという非常にシンプルな構成になっている。センターは従来通りバックアップのためにセンター間に迂回ルートを設置。インターネット接続も1つにまとめられ、桜ヶ丘センター経由となっている。

導入の背景

短期間で構築でき、導入後の低コスト化と高速大容量対応という目標を掲げ、大規模ネットワークの統合プロジェクトをスタート

2000年3月、旧大東京火災と旧千代田火災の技術グループによる、社内ネットワーク統合プロジェクトがスタートしました。翌年4月1日の合併までには統合ネットワークとして運用を開始しなければならないという、きわめて短納期の大型統合プロジェクトです。

まず、第一弾として2つのネットワークをセンター間で相互接続し、その後、本格統合としてネットワークの再構築を行うという計画を立案。この本格統合のタイミングでIP-VPNの導入が検討されました。従来、旧千代田火災では、他社公衆のFR網で社内ネットワークを構築し、アプリケーションはセンター集中型でした。一方、旧大東京火災は、メーカー系VANサービスを使って社内ネットワークを構築していました。システム開発部システム技術グループ担当課長の栗賀正行氏は、当時の状況を以下のように語ってくれました。

「旧千代田火災のFR網による社内ネットワークは、IP-VPNと比べると割高でした。また、アーキテクチャ的にはADSLといった足回りは使えないし、高速大容量化に対応してくれるかどうかも疑問だったのです。また、旧大東京火災が使っているVANサービスはIP網でしたが、MPLSのような最新技術を使ったネットワークではなく、コスト的にも高くて高速大容量化も望めない…。ブロードバンドに対応したアプリケーションが想定される中で、それに向けた準備という意味でも、IP-VPNを導入しようということになりました」。

統合プロジェクトチームでは、早速KDDI IP-VPNを提供しているキャリア3社の比較検討に入りました。

「KDDI IP-VPN」採択の決め手

通信コストや拡張性、SLAの標準提供などトータルな観点で採択される

第一弾のセンター間相互接続は、困難な状況を乗り越えながらも2001年4月1日の合併時に無事完成しました。その1ヵ月後、「コスト削減」「シンプルなネットワーク構成」「高速大容量化に対応できるインフラ構築」の3つの目的を達成するため、“本格統合”の設計が始まりました。「設計期間は2ヶ月という厳しいスケジュールだったにもかかわらず、“本格統合”のネットワーク構成は非常にすっきりした形に仕上がりました」と、同グループ係長の山田隆裕氏。

IP-VPNの選定については、国内キャリア3社のサービスを対象に、技術者だけで純粋に技術的見地からサーベイする形で行われました。

「KDDIさんのKDDI IP-VPNは、サービス開始当初より、標準でSLAが提供されていました。比較検討した他の2社のSLAは後追いで用意されるということでしたので、品質・信頼性の観点でKDDIさんのサービスには大きな安心感がありました。また、移行にかかる費用や導入後の通信コストなどの予測値、工数などさまざまな情報を検討した結果、KDDIさんのKDDI IP-VPNがベストという結論を打ち出し、採択しました。また、拡張性についてもxDSL対応やDODによるモバイル対応もできます。トータル的に見てもKDDIさんが良いということになりました」(栗賀氏)。

“本格統合”のネットワークでは、統合された事業所に引かれていた2種類の回線は廃止し、KDDIのIP-VPN網へのアクセス回路1本のみという非常にシンプルな構成になりました。センターは従来通りバックアップのためにセンター間に迂回ルートを設置。インターネット接続も1つにまとめ、桜ヶ丘センター経由とする方針に決定しました。

統合の成果と、将来展開

2001年内に全事業所での移行を完了。代理店ネットワーク、アプリケーション開発を進め、IT戦略のインフラが整う

“本格統合”のネットワーク構築は、その後もスケジュールどおり順調に進んでいきました。「モデル店1ヵ所にIP-VPNを導入したのですが、予想していたよりもスムーズに切り替えができたというのが正直な感想です。“本格統合”の目的はコスト削減にありますから、まず二重に引かれている拠点を優先して移行を進めていきました。また、IPアドレス環境の整備をしていこうということで、端末側のIPアドレス変更も併せて行なっています。2000年の統合でもIPアドレスをやりくりしていますが、今回は全事業所が対象でしたので、IPアドレス変更のほうが作業のボリュームは大きくなりました」と、システム開発部システム技術グループ係長の嶋田善弥氏は当時の状況を語ります。

また、同グループの折田能輝氏は「2001年4月に2つのネットワークの統合が終わったと思ったら、5月には“本格統合”の検討・設計がスタートし、2001年内に全事業所のIP-VPNへの移行を完了するという厳しいスケジュールでした。この事業所に何Kbpsの回線を引き、どの機種を入れるかということをすべて整備し、加えて、短期間での移行なので納期のスケジュールも厳しく管理しなければなりませんでした。しかし、2年間でこれだけ大規模な統合を2回も経験できたなんて、技術者冥利につきますね」と、このプロジェクトを技術者として振り返り、語ってくれました。

今回のネットワークの初期費用は、完全移行後1年ぐらいで回収し、その後は代理店ネットワーク、アプリケーション開発も含めた検討が開始されました。セキュリティのさらなる強化、管理・保守負担の軽減化は継続的に追求されています。あいおい損保様のIT戦略は、“本格統合”後、いよいよ本格的な展開を見せています。

お客さまプロフィール

社名 あいおい損害保険株式会社 (現 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様)
  • 2004年3月に掲載されたものです。現在は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社に社名変更されています。
  • 記載された情報は、掲載日現在のものです。
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