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株式会社日立ビルシステム様

株式会社日立ビルシステム様の導入事例。KDDI 法人・ビジネス向け。

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au携帯電話を活用した昇降機メンテナンスシステムで保守作業の効率と顧客満足度をアップ

ビルの総合管理や、エレベーターなどのビル設備のメンテナンス業務を手がける日立ビルシステム様は、保守・点検を担当するエンジニアのための業務端末としてau携帯電話を採択。BREW®アプリのカスタマイズ性を活かして、独自に開発したメンテナンス業務用アプリケーションを携帯電話に搭載し、保守診断情報を収集する新システムを2005年10月より稼働させています。 マイコン通信用赤外線アダプタと、携帯型カラープリンタを組み合わせることにより、保守点検業務の迅速化を実現。さらに、素早い故障復旧対応や、作業報告書をその場で印刷しカラーメンテナンスレポートとして渡すなど、顧客満足度の向上を図っています。

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掲載日:2005年10月

システムと特長

  • お客さま情報などの確認は、データセンターへアクセス。au携帯電話に情報を残さず高度なセキュリティを実現しています。
  • BREW(R)アプリの優れたカスタマイズ性により、将来的な機能拡張にも迅速かつ安価に対応できます。
  • 端末のバージョンアップや増設にも、PDAなどに比べ安価に端末変更などの対応が可能です。
  • 素早いシステム起動&簡単操作により、保守点検現場でもスムースなオペレーションが実現されています。

図: システムと特長

導入前の課題

作業の迅速性と正確性の向上、保守サービス内容のわかりにくさなど、課題が山積

日立ビルシステム様のエンジニアは、エレベーターやエスカレータなど昇降機の保守・点検を行うにあたって、事前に関連情報をパソコンにダウンロードしていました。しかし現場ではダウンロードした情報以外は確認できず、予定外作業の発生時には情報確認に時間がかかっていました。より迅速なメンテナンスを行うためにも、現場から必要な情報が確認できる環境構築が必要となっていました。

メンテナンス現場での情報確認ができなかった

昇降機のメンテナンスを行うために、エンジニアは事前にパソコンへ作業指示・作業履歴・稼動情報などをダウンロード、帰社後に作業結果をアップロードしていました。しかしセキュリティ面からパソコンに通信機能をもたせておらず、予定外作業が生じた場合は、サービス拠点に電話連絡が必要となっていました。また、パソコンでの情報持ち出しには、セキュリティ面から、操作、運用に多くの制約を設ける必要がありました。

エンジニアの現在位置を、サービス拠点で把握できていなかった

万が一の昇降機故障を迅速に復旧させるには、現場に最も近い場所にいるスタッフの派遣と、現場での迅速な故障原因の把握・復旧が重要になります。しかし、エンジニアの現在位置がサービス拠点で把握できていないため派遣に時間がかかったり、現場においても故障原因や復旧方法の確認を、テクニカルサポートセンターと電話でやり取りしていたため、復旧に時間がかかる場合が多かったのです。

お客さまの視点に立った保守点検サービスの構築が課題

日立ビルシステム様が行った保守点検内容をお客さまが確認できる唯一の書類であるメンテナンスレポート (報告書) は、手書きでしかも専門用語が多いものでした。お客さまに対してメンテナンス内容をより分かりやすく伝えることが、サービス向上における重要な課題でした。

導入効果

ハンドヘルドPCをau携帯電話に刷新。
サービス拠点との通信で、業務効率と顧客サービスが向上

メンテナンス業務用アプリケーションを装備したBREW(R)搭載au携帯電話と、マイコン通信用赤外線アダプタ、および携帯型カラープリンタを、エンジニアに配備。エンジニアはau携帯電話を利用し、昇降機の運転操作、稼動データの取得、現場でのメンテナンスレポートの出力が可能になりました。また、サービス拠点との通信が実現したことによって商品情報やデータの送受信も自在に行え、業務の効率化と顧客サービスの向上につながっています。

現場とサービス拠点との情報連携により、迅速で正確な保守業務実現

メンテナンスに必要な情報は、エンジニアがau携帯電話を用いて外出先からデータセンターにアクセスし、参照しています。また、独自に開発したマイコン通信用赤外線アダプタにより、au携帯電話を昇降機と接続することで、昇降機の運転操作、機器のチェック・設定を携帯電話によって実施。併せて、昇降機の稼働・保守データもau携帯電話で取得し、データセンターへ送信することで遠隔診断システムとの連携を図り、解析・診断データを携帯電話に転送しています。このように、データの送受信機能を持った携帯電話にメンテナンスシステムを集約することで、現場とサービス拠点とのデータ連携を実現し、より正確で迅速な保守点検業務が実現されています。また、携帯電話のデータやアプリを、遠隔操作で消去できるセンタープッシュ機能により、情報漏洩を完全にシャットアウトしています。

エンジニアの現在位置把握と情報連携により、復旧時間の短縮を実現

エンジニアは、作業開始・完了などのステータスをau携帯電話で送信。サービス拠点ではスタッフの現在位置と作業状況を把握し、故障現場に最も近いエンジニアへの出動要請が可能になりました。また、復旧現場でもau携帯電話によるデータ通信遠隔診断システムを活用することで、瞬時に診断結果を取得し、復旧作業の短縮を実現しています。

その場で、分かりやすいカラーメンテナンスレポートを作成

au携帯電話のカメラで撮影した作業前後の写真を、稼動データと合わせてエンジニアがデータセンターに送信。基幹システムで作業内容に応じたメンテナンスレポートが自動作成され、au携帯電話に転送されます。作業時の画像やエンジニアの顔写真が入ったカラーのメンテナンスレポートを小型プリンターで出力。その場でお客さまにお渡しすることで、メンテナンスを分かりやすく伝えることが可能になりました。

お客さまの評価

「ユーザビリティと技術面の検証を慎重に行ったうえで、
BREW(R)アプリのカスタマイズ性を活かせるau携帯電話の採用を決めました」

今回導入された昇降機メンテナンスシステムについての評価を、同社 昇降機事業部 保守技術部 商品企画グループ課長 元木 正彦氏と、同グループ係長 栗俣 良之氏に伺いました。
「本システムの端末に携帯電話を採用するあたり、日立製作所のデザイン本部に約1年に渡ってユーザビリティと技術面の検証を依頼しました。その結果、携帯電話ならば、PDAに匹敵する機能とユーザビリティを実現できることが分かり、BREW(R)アプリのカスタマイズ性を活かせて、使い回しの良いau携帯電話の採用を決めました」(元木氏)。「開発前に慎重な検証を行ったのは、携帯電話を単に昇降機メンテナンスにだけ使うのではなく、保守点検サービスにおける業務サポートツールとして幅広く活用したかったからです。今後も新たに市場投入される昇降機への対応や既存の昇降機の診断技術、計測精度向上を目的にメンテナンスツール類の拡充を図りながら、お客さまのメーカー系メンテナンスに対する価値観を向上させなくてはなりません。その意味から、今後のシステムの拡張に対応できる携帯電話が必要であり、機能拡張にもフレキシブルに対応できるBREW(R)アプリを搭載したau携帯電話を採用することに決めました」(栗俣氏)。

お客さまプロフィール

社名 株式会社日立ビルシステム
本社所在地 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地
従業員数 5,189名
事業内容
  • エレベーター、エスカレータ、駐車場設備、冷凍空調装置、電気設備、自動ドア、その他ビル設備に必要な機器の販売、据付、保守、改造修理、更新および設計/各種ビル設備の監視、制御ならびにビル管理
  • 土木および建築工事業
  • 冷凍空調設備ならびにそれらの運転制御盤、遠隔監視装置、冷媒回収装置の製造など
URL 新規ウィンドウが開きますhttp://www.hbs.co.jp/
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