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いすゞ自動車株式会社様

いすゞ自動車株式会社様の導入事例。KDDI 法人・ビジネス向け。

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導入サービス
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本格的な商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」

いすゞ自動車株式会社様は、大型トラックの車両制御コンピュータから、乗務員の運転操作や、燃料の噴射量などの情報を読み取って記録・解析し、その診断結果を運送事業者に提供することで安全運転と省燃費に関するアドバイスを行うシステム「みまもりくん」を2002年から販売しています。そして2004年2月、この「みまもりくん」に、KDDIとの共同開発による、日本初の商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」を開始、トラック輸送業界や荷主企業を中心に反響を呼んでいます。

掲載日:2004年06月

システムと特長

「みまもりくんオンラインサービス」のシステム概要図

図: 「みまもりくんオンラインサービス」のシステム概要図

  • 注1)
    レポート生成ツールとして、Canon製「imageWARE Form Manager」を使用。

従来の「みまもりくん」のレポート作成機能を踏襲しつつ、GPSによる位置情報機能、オンラインでの運行データ解析などを新たに追加したシステムを一から構築。ポータルアプリや車載機向け通信ミドルウェアも、KDDIにて開発している。

日本全国を高いセキュリティでカバーするKDDIパケット通信網により、トラックの運行データをサーバにアップロード。運送事業者や荷主企業は、社内のPCからオンデマンドで各種データの分析結果をレポートとして閲覧可能になった。加えて、センタープッシュ機能でトラックの所在地を把握でき、リアルタイムの情報通信によって運行後すぐにレポートの閲覧が行えるなど、すぐれた特長を有している。

導入の背景

運送効率の向上など、業界の課題解決に一定の効果を出した
「みまもりくん」のサービス内容を、さらに前進させる

日本のトラック輸送業界は今、「貨物輸送の安全性向上」「環境負荷の低減」「効率的な配車・省燃費などによる運送効率の向上」という課題に直面しています。

こうした要求に対応すべく、2002年1月よりいすゞ自動車株式会社様が販売を開始されたのが、運行診断システム「みまもりくん」です。「みまもりくん」は、車両の情報中枢と言える車両制御コンピュータから、乗務員の運転操作や、燃料の噴射量などの情報を読み取ってCFカードに記録・蓄積し、いすゞ自動車株式会社様が解析・診断した上で「みまもりレポート」として運送事業者などに提供し、省燃費や安全運転に関するアドバイスを行うシステムです。発売から2年を経過した時点での契約車両台数は約1,000台で、車両の燃費が平均15%も向上するなどの成果を挙げ、運送事業者などから好評を得ています。加えて、高速走行時の平均車速の低下、急ブレーキ回数の減少など、安全運転面での改善効果も大きいとの声が寄せられていました。

このサービス内容に、移動体通信による位置情報機能とリアルタイム性を加えることで、システムをさらに前進させたのが、「みまもりくんオンラインサービス」なのです。

従来システムとの相違点

GPSによる位置情報機能を加え、運行データをオンラインで回収・解析

従来の運行診断システム「みまもりくん」では、トラックの運行データはCFカード = つまりオフラインによる回収・分析を行っていました。一方、今回の「みまもりくんオンラインサービス」では、いすゞ自動車株式会社様は新たにGPSによる位置情報機能を加えると共に、KDDIのパケット通信網を活用いただき、走行中のトラックの運行データをオンラインで回収・解析できるシステムを新規に構築。トラックと運送事業者、荷主企業、いすゞ販売店、そして、新たにデータセンターとして設置された「いすゞみまもりセンター」を結んで、双方向・リアルタイムの情報通信を可能にしています。この新システムによってKDDIは、いすゞ自動車株式会社様からいただいていた以下のご要望の実現に貢献することができました。

  • GPSによる位置情報検索機能サービスを提供したい。
  • 各種レポートサービスをオンデマンドで提供したい。

新サービスのメリット

トラック毎の運行データをリアルタイム収集し、
運転操作情報に関する分析レポートが効率的に作成可能になる

従来行われていたオフラインによる運行データの回収がさらに進化し、今回の新システムではオンラインでのデータ回収・分析が可能となったため、「いすゞみまもりセンター」との連動により、燃費、CO2・NOx・PM排出量、位置情報、ギア段・アクセル・ブレーキといった運転操作情報に関する分析レポートを効率的に作成し、オンデマンドで提供しています。運行管理者は自社の全車両の状況を、インターネットを介してどこのPCからでも見ることができます。

この「みまもりくんオンラインサービス」によって、トラックの省燃費 = 環境負荷低減、安全運転がさらに徹底され、運送事業者・荷主企業は経営効率の向上にいっそうの効果が期待できることになります。

いすゞ自動車株式会社様の評価

センター側ポータルアプリの開発などでの、粘り強い提案を評価

いすゞ自動車株式会社 営業推進部 営業推進グループ シニアスタッフ 前園 昇 氏からは、「みまもりくんオンラインサービス」の共同開発パートナーであるKDDIについて、以下のような評価をいただいています。

「このオンラインサービスの開発のためにKDDIをパートナーに選んだのは、同社が通信網とシステム構築をセットでできる唯一のキャリアだったためです。データ通信事業への戦略的な取り組みも提携の理由でした。開発において特に苦慮したのはセンター側ポータルアプリの開発でしたが、KDDIはこのSIについても粘り強い提案をしていただきました。
まだ発売して間もない新サービスですが、今後もお客さまの新たなニーズを汲み取って、KDDIと共に広く普及させていきたいと考えています」(前園氏)。

「みまもりくんオンラインサービス」は今後、温度センサーなどを搭載し、積荷の状況の確認や、運行経路の交通状況・路面状況を検知することによる輸送品質の向上、機敏な集荷手配や正確な到着時間の把握、遅配などに対する迅速な対応が可能となります。将来的には、「みまもりくんオンラインサービス」を搭載したトラックが、現場のさまざまな情報をリアルタイムで発信することで、新たな利用価値・効果の創出が図られると、同社は構想されています。

お客さまプロフィール

社名 いすゞ自動車株式会社
URL 新規ウィンドウが開きますhttp://www.isuzu.co.jp/
写真: いすゞ自動車株式会社 本社ビル

いすゞ自動車株式会社本社

  • 記載された情報は、掲載日現在のものです。