大幸薬品株式会社様
「正露丸」のブランドで親しまれてきたラッパのマークの大幸薬品様では、2001年に導入した『KDDI Powered Ethernet』で、全国6拠点をルーターが不要な1セグメント構成で接続し、長期的な管理負担の軽減に役立てている。現在は『KDDI Powered Ethernet』上でTV会議やVoIPを活用。新たなネットワーク環境が大幸薬品様の経営効率の面でも大きな効果を発揮している。

ルーター管理が不要な1セグメント構成
『KDDI Powered Ethernet』でルーター管理不要の1セグメント接続を実現
100年以上の歴史を持つ「正露丸」で知られる大幸薬品様。三代目社長にあたる柴田仁氏は、外資系の大手ITベンダー出身という経歴から、ITの業務活用に高い見識を持っている。大幸薬品様の本格的な業務のIT化は1996年のグループウェア導入からスタートするが、グループウェアの全社的な浸透にしたがって急務となったのが、大阪本社と5つの営業拠点を結ぶネットワーク環境の強化だった。
1998年に、まずパケット通信サービスをフレームリレーに切り替え、2001年にはさらなる高速化を求めてネットワークの刷新に取り組んだ。
「各社から受けた提案のうち、広域イーサネットサービスの将来性を強く推してくれたのがKDDI でした。なかでも全国6拠点を1セグメント接続することで、拠点ごとのルーター管理を不要にできる『KDDI Powered Ethernet』のメリットは大変魅力的でした。自前で購入したスイッチングハブを設置するだけで運用を開始することができ、管理負担やコストの面でも優れていました」と管理部アシスタントマネージャーの片山貴裕氏は振り返る。これに柴田社長の「時代の流れは広域イーサネット」という判断も後押しして、大幸薬品様の『KDDI Powered Ethernet』の採用が決定した。
「導入後も回線の故障などは一切なく、少ない管理負担でネットワークは非常に安定しています。『KDDI Powered Ethernet』の導入を機に、弊社のネットワーク運用は安心してKDDI にお任せしています」(片山氏)


大幸薬品株式会社
管理部
情報システムグループ
アシスタントマネージャー
片山 貴裕氏
保守・運用の管理負担を削減
『KDDI CPEパック』を利用して管理負担を大幅に削減
わずか3名の情報システム担当者が、業務アプリケーションの自社開発からヘルプデスク対応までをこなす大幸薬品様にとって、ITシステムやネットワーク管理の負荷軽減は永続的な課題だという。
「『KDDI Powered Ethernet』で全国の拠点を1セグメントにまとめたことで、異動によるIPアドレス変更などのルーター管理が不要になりました。これに加えて、『KDDI CPEパック』を採用したことで、さらなる管理負担の削減ができました」と管理部の橋本欣宏氏は話す。
『KDDI CPEパック』は、KDDI が提供する各種のネットワークサービスに、ファイアウォール、ルーターなどの宅内機器を組み合わせ、設計・構築から保守運用までを一体で提供するパッケージソリューションである。
「ネットワーク管理の効率化を常に考えている弊社にとって、『KDDI CPEパック』は理想的なサービスでした。このほかにも、社外へのインターネット接続をKDDI の『KDDI インターネット』とKDDI ホスティングを利用して一本化し、完全アウトソーシングしています」(橋本氏) さらに大幸薬品様では、2005年の夏にはこのパッケージサービスを利用して、「NetScreen」の導入も行っている。

大幸薬品株式会社
管理部
情報システムグループ
主任
橋本 欣宏氏
TV会議、VoIPの導入による持続的なコストメリット
『KDDI Powered Ethernet』の導入は、大幸薬品様の経営効率の向上にも効果を発揮している。
従来、社内会議を目的とした度重なる出張旅費の削減が課題となっていたが、2002年末に導入したTV会議によって大きく改善されたという。また、ネットワーク利用の拡大に合わせて、2003年4月からはVoIPを導入し、内線通話のIP化による通信費の大幅削減にも成功している。
「TV会議の導入により、出張の頻度そのものが大幅に減少し、その経費と同時に移動時間のロスが解消されました。また、『KDDI Powered Ethernet』上への音声統合に関しても、導入はスムーズに完了しました。帯域制御装置を使うことで音声の遅延もなく、十分なクオリティが維持されています」と片山氏は話す。
TV会議については、近い将来、中国に展開している子会社や関連会社との間でも活用したいと考えているという。
「KDDI のサポートは、ワンストップでしかも親切。回線が非常に安定していて、どのような拡張ニーズにも迅速に対応してくれています」と管理部力宗寿久氏は評価する。
『KDDI Powered Ethernet』とKDDI のワンストップなサービス体制が担当者の負荷を軽減し、TV会議やVoIPの導入による持続的なコストメリットまでももたらしている。

大幸薬品株式会社
管理部
情報システムグループ
係長
力宗 寿久氏
KDDI のノウハウで業務効率を改善
ネットワーク・コンサルタントとしてのKDDI の役割に期待
安価でかつ広帯域、さらに帯域の増強などにも柔軟なネットワークサービスはないか。こうした視点で大幸薬品様が選んだのが、KDDI の『KDDI Powered Ethernet』だった。
「KDDI のサポートは、技術的な裏づけがしっかりしていて安心感があります。導入から4年間、故障はまったくなく、安定した状態が維持されています。これはコストだけでは単純に換算できない大きなメリットです」と管理部ゼネラルマネージャー部長の田中氏は話す。
『KDDI Powered Ethernet』の導入は、同時に業務運営上のさまざまな効果までももたらしている。「TV会議は、人の無駄な移動をなくしつつ社内のコミュニケーションを密にする効果がありましたが、これもKDDI の安定したネットワーク上だったからこそ、全社的に定着したものです。また、『KDDI Powered Ethernet』によるネットワーク刷新で、全国6拠点の従業員全員が1つのサーバー上で情報を共有することが当たり前になりました」(田中氏)
今後の継続課題としては、PHSを使っているモバイルコンピューティングを高速化する方策や、海外拠点とのコミュニケーションのためのインターネットVPN環境の構築などがあげられる。
「これまでネットワークに関することは、何でもKDDI に相談してきました。『KDDI CPEパック』の導入などによる担当者の管理負担の軽減は大きな成果ですが、こうした継続課題に関しても、KDDI のコンサルティング的な役割に期待しています。すべてを安心してまかせられるKDDI のサービスを、今後も弊社の業務効率の向上のために積極的に活用していきたいと考えています」(田中氏)

大幸薬品株式会社
管理部
ゼネラルマネージャー
部長
田中 祥介氏
お客様プロフィール
| 社名 | 大幸薬品株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府吹田市内本町3丁目34番14号 |
| 事業内容 | 「正露丸」のブランドで知られる一般用医薬品メーカー。下痢や腹痛、整腸などに効く「正露丸」、「セイロガン糖衣A」などを製造販売。健康補助食品「オリゴ納豆S」など、整腸薬の製造ノウハウを活かした新規事業にも取り組んでいる。1902年に日露戦争の携行薬として知名度が高まった「忠勇征露丸」を、1946年に柴田製薬所がこの優れた薬の製造販売権を継承し、新たに設立したのが現在の大幸薬品様。 |
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