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KDDIのICTソリューションでBCP (事業継続計画) に対応した高速道路サービスの強化を実現

西日本高速道路株式会社様

日本道路公団の分割・民営化により2005年10月に設立され、関西圏から中国、四国、九州、沖縄地方における高速道路の維持管理、その他の関連事業を展開する西日本高速道路株式会社 (以下、NEXCO西日本) 様。重要な社会インフラである高速道路を通じた「地域の発展と安定への奉仕と貢献」を理念に掲げる同社は、さらなるサービスの強化に向けて『KDDI Powered Ethernet』と『KDDI Ether-VPN』、『KDDI IP-VPN』の冗長構成による新たなネットワーク環境を構築した。

KDDIのICTソリューションでBCP (事業継続計画) に対応した高速道路サービスの強化を実現

効果1高速道路の安全・安心を支えるアクトスタンバイによる二重化構成

拠点の規模に応じてネットワークの運用コストを最適化

2005年10月に発足し、2007年9月からは高速道路事業およびサービスエリア事業などの関連事業を含めた「NEXCO西日本グループ」としての本格的な事業体制に移行したNEXCO西日本様。同社は2007年度~2010年度までの4年間を、グループ理念である「地域の発展と安定への奉仕と貢献」を実現するための経営基盤の確立期と位置づけ、さまざまな施策を進めている。その1つとして、同社が積極的に取り組んできたのが、ネットワークの再構築である。
「経営基盤の整備において、IT活用はまさに最優先の課題です。各種業務システムやグループウェア、ファイルサーバなどを存分に活用してこそ、これからの社会に貢献する効率的な経営が実現します。特に『100%安全・安心』の高速道路サービスという使命を果たすためには、グループ間の協業・連携、また24時間365日の危機管理体制を支えるネットワークインフラが、非常に重要な役割を果たします。それだけに新ネットワークの選定においては、多様な業務に活用できる確かな品質と、万一の障害対応を担保する可用性を追求しました」 (情報システム室 室長 矢野寛氏)
こうした経営的な要請を踏まえ、同社は『KDDI Powered Ethernet』をメイン回線、『KDDI Ether-VPN』をバックアップ回線に、アクトスタンバイ (自動切換え) による二重化構成の採用を決定。加えて、低コストのベストエフォート型サービスの『KDDI IP-VPN ブロードバンドValue パック』をバックアップ回線として併用することで、拠点の規模、帯域の必要性に応じた運用コストの最適化も実現している。

ネットワーク運用の概要図 (2008年3月)

図: ネットワーク運用の概要図 (2008年3月)

効果2KDDI ICTソリューションでBCP (事業継続計画) への対応も実現

データセンターサービスを利用したディザスタリカバリ体制

新しいネットワークの構築プロジェクトがスタートしたのは、2007年7月。4カ月間の綿密な要件定義を経て、重要拠点を優先した段階的な移行により、2008年3月にはすべての拠点が新ネットワークに切り替わっている。
「業務システムの高度化・多様化、ファイルサーバをはじめとするサーバ群の集約に対応していくためには、従来のネットワークではパフォーマンスが十分ではありませんでした。そこで、メイン回線は帯域確保型のサービスを採用し、さらに『100%安全・安心』の観点から、ほぼすべての拠点でネットワークの完全二重化を図ることにしました。従来のネットワークがシングル構成だったことを考えると、この点は大きな変化です。またKDDIの提案では、移行時のダウンタイムを最小化する明確な手順と方法が示されており、こうした支援体制も大きな評価につながりました」(情報システム室 田村道昭氏)
さらにNEXCO西日本様では、『KDDI データセンター』にバックアップサイトを設置することで、災害時においても業務が停滞しないディザスタリカバリ体制を確立し、BCP (事業継続計画) への対応も実現している。こうした点も、ネットワークに関するニーズにワンストップで応えるKDDI ICTソリューションならではのメリットといえる。

写真: 矢野 寛氏

経営企画本部
経営企画部
情報システム室 室長
矢野 寛氏

効果3グループ内の情報連携も視野にサービス体制の強化を継続

企業の社会貢献を支えるKDDI ICTソリューション

導入効果として第一にあげられるのは、やはりネットワークパフォーマンスの飛躍的な向上である。ファイルサーバの集約に伴い、現在すべてのユーザーはWAN環境でファイルサーバにアクセスしているが、従来のLAN環境での利用と遜色のない環境が維持できていることからも、このことは示されている。
「稼働以来、新ネットワークは安定したパフォーマンスを保ち続けています。加えて、アクトスタンバイによって優れた可用性が実現したことで、ネットワークの管理負担が軽減し、業務の生産性向上に寄与しつつあります。この確かなネットワーク基盤をベースに、新たなIT施策やサービスを積極的に推進していきたいと考えています」(田村氏)
具体的には、各拠点に分散しているサーバの集約を今後も進めていくとともに、さらなる安全・安心の実現に向けて、インターネット回線の二重化、グループ会社とのネットワーク連携強化など、継続的なサービス体制の強化に向けた施策が予定されている。
「基幹システムにおいてはさらなる安全性の向上を図るとともに、道路保全情報システムなどにおいても優れた利便性を追求していきます。これによる業務の効率化と生産性の向上が、最終的にお客様へのサービスに還元されていくことを期待しています。その意味で、KDDIのICTソリューションは、まさに当社のサービス基盤そのものであると認識しています」(矢野氏)
KDDIのサービスは、単なる業務インフラの枠を超えて、NEXCO西日本様の社会貢献を支える経営基盤として、ますます大きな役割を担いつつある。

写真: 田村 道昭氏

経営企画本部
経営企画部
情報システム室
田村 道昭氏

お客様プロフィール

社名 西日本高速道路株式会社
本社 大阪市北区堂島1-6-20
設立 2005年10月
資本金 475億円
従業員数 約 2,600人 (2008年4月現在)
事業内容 2005年10月に、日本道路公団の分割・民営化に伴い設立。関西圏から中国、四国、九州、沖縄地方の高速道路の維持管理・建設事業を展開。2007年9月からは「NEXCO西日本グループ」としてさまざまな関連事業も推進している。2010年までの中期経営計画では、その理念として企業の社会的責任 (CSR) の遂行をグループ共通の目標として掲げ、そのための経営基盤の強化のほか、環境に配慮した事業活動にも積極的に取り組んでいる。
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注) 出典: 日経コミュニケーション2008年9月1日号ブロードバンド/モバイル/NGN時代の企業ネットワーク実態調査「広域イーサネット部門」で「KDDI Powered Ethernet」が7年連続第1位

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