ニュースリリース

平成13年2月13

東京通信ネットワーク株式会社



レベルスリーと東京通信ネットワーク
国際海底ケーブル陸揚げ局ー東京ゲートウェイ間の回線構築に関し合意


レベルスリーがTTNetのダーク・ファイバーを利用し市場への早期参入を実現


 レベルスリー・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区虎ノ門4-3-20、代表取締役社長:古田興司、米国本社:レベルスリー・コミュニケーションズ・インク(ナスダック:LVLT))と東京通信ネットワーク株式会社(略称:TTNet 本社:東京都港区 社長:岩崎克己)は本日、レベルスリーが千葉県に建設を完了したケーブル陸揚げ局と、東京都港区に所有するゲートウェイ間を接続する回線(バックホール)の構築に関して合意したことを発表しました。レベルスリーがアジア地域に建設を進める海底ケーブル・システム「Tiger(タイガー)」は千葉県和田町の陸揚げ局に陸揚げされ、TTNetのダーク・ファイバー(光ファイバーの芯線のリース)によるバックホール回線を経由してレベルスリーの東京ゲートウェイに接続されます。

 TTNetはレベルスリーに、完全に2重化され、信頼性に優れたバックホール回線を提供します。また、レベルスリーはダーク・ファイバーに関してTTNetとIRU(indefeasible right of use:破棄し得ない使用権)に基づく契約を交わし、長期的に安定したサービスを顧客に提供します。レベルスリーはこのバックホール回線にダーク・ファイバーを利用することで、ネットワーク構築を迅速かつ効率的に進めることができました。これにより、レベルスリーは市場への早期参入が可能となり、またケーブルの建設コストを抑えることができるため、顧客に低価格でサービスを提供することが可能となります。

 レベルスリーが建設した陸揚げ局(千葉県和田町)とゲートウェイ(東京都港区)を結ぶダーク・ファイバーには、TTNetが低損失のNZDSFを提供しています。レベルスリーは最新のDWDM(高密度波長分割多重:Dense Wavelength Division Multiplexing)通信システムを採用しており、シングル・モードのファイバーと比較して減衰を約3分の2に抑えるNZDSF(超高密度の波長多重に適した非ゼロ分散シフトファイバー)は、レベルスリーのネットワークに最も適したテクノロジーです。レベルスリーはこれら最新技術を採用することで、通信機器やファイバーなどのネットワーク・システムのアップグレードを容易にします。レベルスリーは将来爆発的に伸びると予測されるブロードバンド市場に充分な回線容量を提供することを戦略としており、これら最新技術はレベルスリーの戦略を実現します。

 レベルスリー・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長の古田 興司は、「バックホール回線にTTNetのダーク・ファイバーを利用することで、レベルスリーはネットワーク構築に必要な諸時間を最小限にし、かつ回線建設のコストを抑えることが可能となりました。レベルスリーはお客様へより早く、より低価格なサービスを提供することに注力しており、これを実現するために、ダーク・ファイバーを回線調達の重要な手段ととらえています」と述べています。

 東京通信ネットワーク株式会社 代表取締役社長の岩崎克己は、「今後の通信業界は、世界中でブロードバンド化が急速に進むでしょう。その流れに貢献するために、TTNetは、最新技術を使った高速で、高品質なネットワークを提供していくことが使命だと考えています。今回レベルスリー様にTTNetの回線を採用していただいたことは、他の通信事業者が採用していないNZDSF方式をいち早く採用したTTNetの先見性を評価していただいたという意義を持つものであり、この合意について大変喜ばしく思っております」と述べています。

 レベルスリーのケーブル・システム「Tiger」は、アジアの主要都市(日本、香港、韓国、台湾)を接続する予定で、すでに各国でのバックホール回線を確保しています。レベルスリーは、日本-香港間のサービスを第2四半期から開始する予定であり、最大で2.56テラビットまで拡大可能な回線容量を提供します。また「Tiger」は、2001年にサービス開始予定の、レベルスリーが参加するJapan-USケーブルネットワークとシームレスに接続されます。これにより、レベルスリーは日本の顧客に米国、欧州、アジアを接続するブロードバンド・ネットワークを提供することが可能となります。

以 上

レベルスリー・コミュニケーションズ について
レベルスリー・コミュニケーションズ(ナスダック:LVLT)はブロードバンド・ネットワーク、コロケーション・サービス、海底通信システム、そして業界初のソフト・スイッチ・ベースのサービスなど、広範なIPベースのサービスを提供する、グローバルなコミュニケーション・カンパニーです。レベルスリーは、コミュニケーションに特化したビジネスを行っている顧客が、レベルスリーのブロードバンド・ネットワークを利用して優れたサービスを提供することをサポートしています。詳しい情報は、レベルスリーのウェブ・サイト(www.Level3.com)をご覧ください。
TTNet について
TTNetは、総延長6万キロ以上に及ぶ光ファイバーネットワークで首都圏全体を高密度にカバーし、専用サービス・データ伝送サービス・音声伝送サービスにおいて信頼性の高い通信事業を展開しています。関東圏内のみならず、電力系新電電10社などによって設立された株式会社パワーネッツや、株式会社PNJコミュニケーションズによる専用サービス・IP接続サービスなどの全国展開を実現しています。また、国際通信環境の確保も準備中です。詳細は、http://www.ttnet.co.jpをご覧下さい。