安全な情報共有環境の実現。
~登場!セキュア情報交換サービス KDDI セキュアシェア
インターネット・メッセージング&ファイルサービスの課題
メッセージングおよび情報共有環境は、インターネットを利用することで飛躍的な進化を遂げました。電子メールやFTPなどの標準的なサービスだけでなく、グループウェアやインスタントメッセージング、オンラインストレージなどの固有のサービスも、その多くがインターネットを前提に展開されています。しかし、公衆網であるインターネットは、その利便性とともに盗聴などの情報漏えいの危険を併せ持っていることを忘れるわけにはいきません。個人情報保護法など、情報セキュリティに対する社会的な関心も高まり、企業においては、電子メールをはじめとするメッセージング・情報共有環境へのセキュリティ対策が急務の課題になってきました。
また、多くの企業がインターネットへのアクセスラインに光ファイバーを利用するようになり、かつては拠点間の私設網だけで利用されていた、設計図や企画書、商品台帳などの大容量のビジネスドキュメントの送受信も、電子メールの添付ファイルとして普通に送られるようになってきました。こうなると、セキュリティへの懸念が一層増すばかりでなく、メールサーバーやネットワークへの過度な負荷が、情報環境全体のパフォーマンスに深刻な影響を及ぼすことも憂慮されるようにもなりました。
こうした事情から、企業ではメッセージングに対して次のような制限を一般的に設けています。
- メールの添付ファイル容量を制限
- ユーザーのメールボックス容量を制限
- グループウェアを利用している場合、一般的なメールソフトの使用を禁止
- ストリーミングファイルや実行ファイルなどの添付またはダウンロードの制限
- フィルタリングソフトで外部からの着信メールを制限
こうした制限によって、スムーズな情報共有や自由なコラボレーションが阻害され、結果的に社員の生産性を抑圧するという状況も見受けられています。
果たして、セキュリティを維持しつつ、生産性に貢献する情報共有環境を作り上げることは、不可能なのでしょうか?
KDDI セキュアシェアの概要
KDDIではそうした課題を解決するために、強固なセキュリティ機能を持った企業向けのオンラインストレージサービス「KDDI セキュアシェア」を提供します。
KDDI セキュアシェアは、KDDI データセンター内のセキュアシェアサーバー(オンラインストレージ)に、お客さま専用のディスクスペースを確保し、インターネット経由での情報 (ファイル) の保存や交換を行えるようにします。
お客さまが指定した特定のメンバーだけにアクセス権を与え、そのメンバーとセキュアシェアサーバー間の通信はSSL (Secure Shell/Secure Sockets Layer) によって暗号化され、また、セキュアシェアサーバー内に保管されるデータは、256bit長の共通鍵暗号である256AES (256bit Advanced Encryption Standard) の強固な暗号アルゴリズムで保護されます。事前に登録されたメンバーがアクセスすると自動的に復号が行われ、ファイルを自由に編集※することも可能になります。現在の技術では、256AES暗号を第三者が解読することは不可能です。
- ※ オンライン編集には、専用クライアントソフトウェア (無料) のインストールが必要です。
KDDI セキュアシェア サービスイメージ

KDDI セキュアシェアの特長
KDDI セキュアシェアは、先に述べた電子メールやグループウェアによるメッセージング・情報共有の欠点を補うだけでなく、インターネットに接続さえできれば、いつでも、どこからでも必要なファイルにアクセスすることができます。
アクセス権を持つメンバーは、標準的なWebブラウザからセキュアシェアサーバーにアクセスすることができますが、専用のクライアントソフトをインストールすれば、Windowエクスプローラーに新しいネットワークドライブが表示され、ドラッグ・アンド・ドロップやオンライン編集など、すべての操作をローカルドライブと同様の手軽さで行うことができます。
クライントソフトのユーザーインターフェース

クライントソフトをインストールしなくてもWebブラウザがあればOK

以下、KDDI セキュアシェアの主な特長と利点を簡単に説明します。
メールに添付できない大容量ファイルを手軽に送受信。
CADデータやDTPデータ、ビデオ・オーディオファイルなどの大容量データもストレスなく送受信でき、バイク便などにかかっていた時間と費用を削減できます。
いつでも、どこからでも情報にアクセスできるユビキタス環境。
自宅や出張先などから、必要なファイルに手軽に安全にアクセスでき、機動力のあるビジネス展開が可能になります。
必要なメンバーによるグループを自在に作成。
ネットワーク環境の異なるさまざまなメンバーをグループに参加させることができ、自由なコラボレーションが可能になります。
強固な暗号化技術と、通信キャリア品質のバックアップ構成で機密情報を保護。
通信区間はSSLによる暗号化を利用し、セキュアシェアサーバー内は256bit長の最高度の暗号化技術で保護します。また、ネットワーク装置やサーバーなどを完全に冗長化しているため、万一の障害にも安心です。
安全で柔軟なファイル共有環境を安価に提供するASP方式。
インターネット環境とブラウザさえあれば利用できるASP型サービスなので、システム構築の必要も、面倒な運用・メンテナンスの心配もなく、すぐに、手軽に導入することができます。
管理ポータル「サポートWeb」で簡単設定。
お客さま管理者用の管理ポータル「サポートWeb」により、利用者IDの追加・削除などの設定をブラウザベースで行えます。 24時間365日のお客さまサポート体制。 24時間365日体制のコールセンターで、トラブル発生時にも安心です。
「秘文(R)」との連携で完全暗号化。
ローカルドライブ内のファイルを暗号化する「秘文」と連携することで、情報の送受信、保存のすべてのプロセスを完全に暗号化することができます。
- ※ 秘文は日立ソフトウェアエンジニアリング (株) の登録商標です。
こんなシーンにセキュアシェアをお役立てください
大容量ファイルの安全で柔軟な保管、送受信に威力を発揮するKDDI セキュアシェアは、以下のような業界やビジネスネスへの適用が進んでいます。
企業全般
◎企業間プロジェクトの共有フォルダとして。◎発注元とベンダー間の仕様書や報告書の交換に。◎経営分析、経営管理、財務諸表の保管・情報共有に。◎外出先からのセキュアなネットワークフォルダとして。◎セキュアなバックアップサーバ、ストレージサーバに。
製造業
◎工場への作業手順書やCADデータの送信に。◎組立メーカと部品メーカ間での設計データ、部品表の交換に。
出版・印刷・放送業
◎顧客(著者)と編集・制作会社間の校正原稿の送受信に。◎編集・制作会社と印刷会社間のDTPデータの送受信に。◎映像、音楽ファイルなどの保管、コラボレーションに。
建設業
◎設計会社と建設会社の設計データ (CADデータ) の送受信に。◎現場事務所などの仮説拠点との情報共有に。
流通業/外食産業
◎POSデータや棚割り表、商品台帳、発注台帳、メニュー、従業員マニュアルなどの送受信に。
医療福祉
◎クリニカルパス、患者カルテ、検査・診断情報、看護記録、レセプトなどの保管・情報共有に。
グローバル企業
◎日本と海外現地法人との情報交換に。◎海外出張時における日本とのデータ交換に。
カスタマセンター
◎お客さまへの重要なデータの送信に。
- ※ 秘文は日立ソフトウェアエンジニアリング (株) の登録商標です。
サービス提供価格
ご要望されるID数によりプランをお選びいただけます。また、プランの変更はお客さま管理者用「サポートWeb」で行うことが可能です。
ランニングコスト
| プラン | 月額料金 | ID数 | DISK容量 |
|---|---|---|---|
| プラン5 | 8,000円 (税込8,400円) | 5IDまで | 0.5GB |
| プラン10 | 14,000円 (税込14,700円) | 10IDまで | 1GB |
| プラン20 | 25,000円 (税込26,250円) | 20IDまで | 2GB |
| プラン50 | 55,000円 (税込57,750円) | 50IDまで | 5GB |
| プラン100 | 90,000円 (税込94,500円) | 100IDまで | 10GB |
| プラン200 | 176,000円 (税込184,800円) | 200IDまで | 20GB |
| プラン500 | 425,000円 (税込446,250円) | 500IDまで | 50GB |
| プラン1000 | 800,000円 (税込840,000円) | 1000IDまで | 10GB |
※ DISK容量は全IDで使用できる合計容量となります。
※ 利用開始日を含むご利用初月は無料となります。
※ 解約日を含む月は月額料金を申し受けます(日割りはいたしません)。
※ 月途中での上位プランへの変更は、変更当月利用料より反映されます。
※ 下位プランへの変更は、翌月利用料より反映されます。
※ 最低利用期間は1ヶ月となります。
イニシャルコスト
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 工事費 (新規ご契約時) | 10,000円 (税込10,500円) |
| 工事費 (プラン変更時) | 無料 |
情報と利用者の新しい関係
情報を実際に必要とする利用者は、時間や場所、アクセス手段などの制約を受けずにダイレクトに情報をハンドリングしたいと考えます。ユーザーにとって重要なのは、情報が保存されているデバイスやネットワークの種類ではなく、いつでも、どこでも、手を伸ばしたその時に、その情報にアクセスできる「Any to Any」な環境が提供されることにあります。
KDDI セキュアシェアは、ユーザー認証機能と暗号化技術とをオンラインストレージサービスに付加し、そして、データの読み込み / 書き込み権限をメンバーごとに設定することで、情報セキュリティに不可欠な機密性と可用性、完全性を高いレベルで維持することを可能にしました。
職場や家庭、出張先などで複数のコンピューターを使い分けるユーザーも、これまでのように自分宛ての電子メールやCD-Rなどによる非効率なデータ移動をする必要がなくなります。高い機密性が求められたり、複数のメンバーによって共有するビジネス情報は、もはやPCやサーバーに保管するよりも、KDDI セキュアシェアを利用した方が、はるかに効率的に、そして安全に管理することができます。
KDDI セキュアシェアによって、情報は、ようやくデバイスの制約から解放され、利用者の必要性に応じて、時間や場所の境界を越え、いつでもその利用者の手の届くところに遍在 (ユビキタス) するようになりました。
KDDIは今後も、ユビキタス環境の実現と、セキュリティサービスに積極的に取り組み、安全で利便性の高い法人向けネットワークソリューションの提供に努めていきます。
(2006年3月20日掲載)
- ※ 掲載日以降、最新情報ではない場合があります。あらかじめご了承ください。





