データセンター編 [第2話] 「低コストで利用可能なホスティングサービス」
低コストで利用可能なホスティングサービス
データセンターが提供するサービスのうち、最も手軽なものがホスティングサービスです。ホスティングサービスは、データセンター側で用意したサーバーのリソースを顧客に提供するもので、一般には1台のサーバーを仮想的に分け、複数の企業で共有利用します。Webやメールなどのインターネットサーバーとして利用される企業も少なくありません。料金プランとしては、Webサイトやメールボックスの容量、発行できるメールアドレスの数などによってさまざまなプランが用意されています。サーバーやネットワークの運用・管理などはデータセンターが行うため、社内にそのための専門要員をおく必要もなくなります。

サーバー共用型のホスティングサービスは、サーバーを共用している他社のシステムやネットワークなどに高い負荷がかかった場合には、自社のシステムに影響がでたり、アプリケーションやデータベースなどの活用に制約が設けられることがあります。これに対して、1社だけにサーバーのすべてのリソースを提供する専用型のホスティングサービスでは、共有利用に伴う制約を受けることがありません。専用型のホスティングサービスも、データセンターが用意した機器を利用するという点では共用型のホスティングサービスと同様ですが、他社と共有せずに自社専用のサーバーを持てるため、OSもデータベースもアプリケーションも自由に利用することができます。メールアカウント数を気にせずに利用したい、大きなディスク容量が必要だ、独自アプリケーションを利用したい、十分なパフォーマンスを得たいというような場合には、選択肢として有効なサービスとなります。

ワンポイント
サーバー共有型のホスティングサービスはお手軽、専用サーバーは自由度が高い
(2008年4月30日掲載)




