国際ネットワークサービス編 [第4話] 「国内外で導入が進むネットワーク」
国内外で導入が進むネットワーク
国内のネットワークでは、VoIPによる音声通信、Webキャストやe-ラーニングなどの映像データの通信ニーズが高まり、広帯域を低コストで利用できる広域イーサネットが、IP-VPNを上回る進展を見せています。
企業のグローバル化にともない、国際ネットワークにおいても同様の傾向が出始めています。海外拠点との接続にも広域イーサネットを使用すれば、日本の拠点と海外の拠点が同一のLANセグメント内に収まる、非常に効率的なネットワーク環境を構築することが可能となります。多国籍展開を遂げている企業にあっては、世界各地に分散しているファイルサーバーや業務プロセスを統合的に管理することも容易になってきます。
国際広域イーサネットを提供している通信事業者はまだ限られていますが、ここでは国際ネットワークにおける広域イーサネット選択のチェックポイントをあげておきます。まず、通信事業者によっては、広域イーサネットの国内網と海外網が別々となっている場合に、国内網との接続に追加料金が発生したり、国内外の複数通信事業者との接続点となるゲートウェイがボトルネックとなり、ネットワークのパフォーマンスを落としてしまっているという場合もあるようです。
次に、国内外を問わず一元的な運用、管理体制を取っているかどうかもチェックポイントとなります。ネットワーク機器やケーブル、管理体制などが国や地域によって異なる場合、万が一の故障時にも障害原因がわからずに復旧まで時間がかかる可能性があるからです。
なお、国内で広域イーサネットを導入するうえでのポイントは、ネットワークワンポイントの広域イーサネット編を参照してください。
ワンポイント
自由度の高い広域イーサネットは海外でも使用が可能
(2006年12月26日掲載)




