アカルイミライ Autumn2011

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3 3G、Wi-Fii、切り替えなしで、どこでもすぐに通信できる技術

もっとスマイルにつながるミライ

宇宙、海底。どこに行っても、もっとすいすいつながるミライ

いつもは3Gで接続しているスマートフォン。Wi-Fi接続できる場所に行ったら、わざわざ手動で切り替え。
移動したら、また3Gに戻す……なんて面倒をなくしました。電波の強さや混雑度などに応じて、Wi-Fi⇔3Gを自動で切り替えるので、いつでもすいすい快適な通信が楽しめます。

いま

便利で楽しそうと、タブレットPCを買って、孫に使い方を教わったおばあちゃん。「こんなに便利なモノ、我が家のリビングだけで使っているのはもったいない!」と、出かけるときもタブレットPCを持参するようになりました。駅の待合室で、公園で、コーヒーショップで、デパートで……と、あらゆる場所ですいすい使っています。
実は、接続が3Gから無線LANに切り替わっているのですが、切り替え操作をしたことのないおばあちゃんはまったく気づいてないようです。

いま

宇宙ツアーが実現した2○○○年。宇宙船の中で、タブレットPCを取り出し、次の目的地・土星で買いたいお土産をインターネットで調べるおばあちゃん。「サターンドーナツが人気らしいですよ」と、他の乗客に教えています。来月は、地中海の海底ツアーにタブレットPCを持っていくとはりきっています。
宇宙でも海底でもどこに行っても、切り替えなしで接続できる。すいすいつながるミライがきっと待っています。

この技術で、もっと快適に この人たちが説明します!

KDDI研究所  コグニティブ無線グループ 山﨑 浩輔(やまざき こうすけ)

Wi-FiやWiMAXなど、さまざまな無線の長所を組み合わせるなど、未来の無線についての研究を行っています。

ケータイの中のアプリが、Wi-Fiと3G、電波の強さ、混雑度などの条件を見て、より快適に通信できる方法を判断するようになっています。以前は、Wi-Fiなどの無線LANを見つけると、そちらを優先して接続していたのですが、今は3Gのほうが快適ならそちらを選択するようになっています。

もっとシームレスに KDDI研究所  コグニティブ無線グループ 山﨑 浩輔(やまざき こうすけ)
最も快適な回線を選んで、自動的に切り替えてくれます。

KDDI研究所  モバイルネットワークグループ 小森田 賢史(こもりた さとし)

携帯電話やタブレットPCなど、モバイル機器のモビリティ(機動性)、ネットワークについての研究を行っています。

もう一つ必須なのが、Wi-Fi、3Gを途中で切り替えても、途切れずにデータを送受信する技術。Wi-Fiと3Gにはそれぞれ異なるIPアドレス(ネットワークにおける住所)が割り振られていますが、どちらへもデータをすぐに送れるように、自動的にデータの宛先を切り替えて接続が途切れないようにしています。

もっと機動的に KDDI研究所  モバイルネットワークグループ 小森田 賢史(こもりた さとし)
自動的に宛先を付けて送るから、回線が切り替わっても途切れません。

ミライの研究者へ

研究者に一番必要な素養は、知識ではありません。未来を描く力、そしてどのような未来なのかを語れる力なのだと思います。専門知識はあとからついてくるものです。楽しい未来を描けば、その実現のためには何をすべきか、次の一手も自然に見えてくるのではないでしょうか。KDDI研究所内には頼れる多くの専門家がいるので、いざというときには、そうした人たちに協力を求めれば、すごいものがつくれると思いますよ。(山﨑)

KDDI研究所  コグニティブ無線グループ 山﨑 浩輔(やまざき こうすけ)

研究の実用化までには、コストや周囲の理解など、いろいろな壁があります。これが実現すればもっと便利で楽しい世の中になるという信念を持ち続ければ、いつか壁は越えられると思います。
そして研究者に大切なのは、現場の情報やユーザーの声にしっかり耳を傾けること。研究論文や統計も大切ですが、数字やレポートばかりにとらわれていては、研究開発の本質は見えないと思います。社会をしっかり見て、必要な情報を見極めることを忘れないでください。(小森田)

KDDI研究所  モバイルネットワークグループ 小森田 賢史(こもりた さとし)

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