KDDIのCSR

| 方針 | KDDIのCSRの考え方 (KDDIグループ)

「豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献する」という企業理念の実現のために、KDDIは、社会インフラを担う通信事業者として、24時間365日いかなる状況でも、安定したサービスを提供する重要な社会的使命があります。そして、この使命を遂行するための軸としてCSRがあると考えています。また通信事業は、電波など国民共有の貴重な財産をお借りすることで成り立っているだけに、社会が抱えるさまざまな課題に対しても、高い志を持って、自ら貢献していく社会的責任があると認識しています。このような企業としての姿勢、従業員の持つべき考え方を従業員の基本姿勢である「KDDIフィロソフィ」のなかに明示しています。
CSR活動の軸となるのは次の2つです。ひとつは「事業を通じたCSR」で、事業活動によって生じる社会への影響をリスク (チャンス) としてとらえ、課題解決に向けて展開する活動です。もうひとつは「事業を支えるCSR」で、サービスの提供を支える基質となる活動です。

KDDIのCSR体系図

図: 「KDDIのCSR体系図」

バリューチェーンとCSR

図: 「バリューチェーンとCSR」

| 理念 | 「KDDIフィロソフィ」(KDDIグループ)

「KDDIフィロソフィ」とは、従業員が持つべき考え方・価値観・行動規範を示したものです。通信事業を本業としているKDDIだからこそ、大事にしなければならない考え方やKDDIのあるべき姿が随所に盛り込まれています。「KDDIフィロソフィ」は、KDDIの従業員がとるべき基本姿勢であり、CSRの基盤でもあります。その実践を通じて、すべてのステークホルダーの皆さまから愛され、信頼される企業を目指しています。

図: 「KDDIフィロソフィ」

| 浸透 | 「KDDIフィロソフィ」の浸透 (KDDIグループ)

「KDDIフィロソフィ」の共有と実践を目指し、社長・役員が全従業員に向けて直接「KDDIフィロソフィ」の意味や具体例などを語り、浸透を図っています。そのひとつとして、2016年度は、全役員が参加する社長主催の勉強会など、階層別の勉強会を計10回開催しました。また、組織横断で全従業員が参加する勉強会を年2回開催しているほか、各本部単位で企画・運営する勉強会も開催し、理解浸透に努めています。
海外拠点では、毎年、幹部向けに勉強会を実施しています。また2016年度は「KDDIフィロソフィ」の紹介ビデオを英語・中国語版で制作し、海外従業員の理解浸透を図るツールを拡充しました。これらの取り組みでの学びと実践を通じて、すべてのステークホルダーの皆さまから愛され、信頼される企業を目指しています。

●2016年度 全従業員向け勉強会実績

実施回数 582回
参加のべ人数 24,787名

| 方針 | KDDI行動指針 (KDDIグループ)

KDDIは、企業理念および「KDDIフィロソフィ」を理解し、実践するための具体的な指針として、2003年に「KDDI行動指針」を制定しました。KDDIのすべての役員・従業員は、この行動指針を遵守することで高い倫理観を維持し、日々の業務を行っています。
2016年4月には法規制の新設・改廃や社会情勢の変化への対応とグループ経営の推進を目的として行動指針を改訂しました。グループ各社の行動指針についても「KDDI行動指針」を基準に事業の特性などに配慮し、順次制定・改訂しています。

KDDI行動指針 (基本原則)

KDDI行動指針 (基本原則の概要)

社員の幸せ、活力ある企業
I 人権、個性の尊重
II 誠実な職務遂行
III 知的財産の尊重
お客さまの満足と信頼の確保
IV お客さまからの信頼に応えるサービスの提供
V 適正な事業活動の推進
VI 通信の秘密およびお客さま情報の保護・情報の管理
株主、取引先等の信頼
VII 豊かなコミュニケーションの実践
VIII インサイダー取引の防止
IX 適切な経理処理・契約書遵守
社会の発展
X 環境保全
XI 反社会的勢力への毅然とした対応
XII 国際社会の発展への貢献

| 活動・実績 | KDDI行動指針の浸透 (KDDIグループ)

行動指針の浸透を目的とした研修を定期的に実施しています。

KDDI行動指針の浸透施策 (2016年度)

施策 対象 2016年度実績
eラーニング 正社員・契約社員・派遣社員 受講率: 87%
メールマガジンの配信 正社員 毎月1回配信
企業倫理月間の社内ポスター掲示 正社員・契約社員・派遣社員 2016年10月~11月実施。ポスターは期間後も継続掲示
「KDDI行動指針」をベースとした行動指針の制定または改訂の推奨 グループ会社 制定…1社
改訂…6社

| 方針 | CSR推進の考え方 (KDDI)

KDDIの事業の基盤となるCSR活動として、多様なステークホルダーとの対話の機会を通じた事業改善、CSR調達、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、事業継続計画 (BCP) 対応などがあります。これらとともに、事業活動によって生じる社会への影響を自社のバリューチェーンに則して把握し、発生する社会課題を、商品やサービスの提供を通じて解決するCSR活動を展開しています。
事業を通じたCSR活動と事業を支えるCSR活動をともに推進していくことで、KDDIは「事業の発展」と「持続可能な社会の発展」を両立していきます。

| 体制 | CSR推進体制 (KDDI)

KDDIにおける経営とCSRの戦略的な統合および全社CSR活動推進のための施策は、CSR・環境推進室が企画・立案しています。CSRの方針策定や重要な案件については、コーポレート統括本部長 (代表取締役執行役員副社長) を委員長、CSR・環境推進室を事務局とする「CSR委員会」(年2回開催) で議論・決定しています。審議内容は定期報告として経営会議に報告されます。
KDDIは、CSR・環境推進室が推進役となってCSR委員会での策定事項を、国内外の関連部門へ展開し、部門横断的な活動を行っています。また、委員会の下には「人権部会」「環境部会」の2つの部会を置いています。
なお、CSR・環境担当役員については、CSR・環境課題のKPI達成度が賞与に連動しており、責任の所在を明確にした体制になっています。

●2016年度 CSR委員会での主な議題

  • 第4期環境保全計画の策定 (「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」)
  • 国内外のCSRトピックスの共有

●人権部会

KDDI人権方針にもとづき、KDDIグループ全体の事業活動において、人権を尊重していくための施策等を随時、協議します。
人権とは、例えば以下のものが該当します。

  • 児童労働、強制労働の禁止
  • 事業活動における各種人権差別の禁止 (人種、性別、宗教、国籍、年齢、性的指向など)
  • 通信事業に関わるものとして通信の秘密の保護、表現の自由の制約、基地局建設に関わる立ち退き要請など

●環境部会

KDDIおよびグループ会社の環境保全活動に関わる方針ならびに計画などに関する事項について協議します。

CSR推進・社内浸透体制

図: 「CSR推進・社内浸透体制」

KDDI

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