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個人投資家の皆さまへ

個人投資家向け会社説明会 質疑応答

日時 2006年3月20日 (月) 15:00~16:10
場所 帝国ホテル孔雀の間

質疑応答

ナンバー・ポータビリティ

ナンバー・ポータビリティ導入で、auへの流入が期待されているが、利用者はメール・アドレス変更への抵抗があるのではないか?

ご指摘の通り、ナンバー・ポータビリティでは電話番号は変わらないが、システム上「@xxxx」以下のドメイン名でメールのあて先を管理しているので、メール・アドレスは変える必要がある。ただし、迷惑メール対策で特に若い方の中には頻繁にメール・アドレスを変える方も多く、電話番号ほどの抵抗はないと見ている。

ソフトバンクのボーダフォン買収

ソフトバンクのボーダフォン買収をどう見ているか?

ソフトバンクは当初1.7GHz帯での新規参入を考えていたが、全国ベースのインフラ構築には最低でも3年程度はかかるため、買収により時間と1,500万の顧客基盤を買ったことになる。ボーダフォンはいまだに8割の利用者がPDC (第2世代ケータイ) であり、今からW-CDMAへ移行するところだが、2つのシステムの並行運用にコストがかかるのは、当社の2000年ごろの業績を見ても明らかだ。ボーダフォンは、W-CDMAのインフラは薄く広く展開しているため、追加の設備投資とPDCの除却が今後大きな負担になるだろう。ソフトバンクが料金競争をしかけてくるのではないかとの見方もあるが、今回の買収金額約1.7兆円のうち1.2兆円程度は借り入れで賄うため、借り入れのコベンナント (融資の契約条件) が結構負担となり、事業活動そのものが制約を受ける恐れもあるだろう。ナンバー・ポータビリティですぐに影響はないと見ており、当社は現在の戦略上でソフトバンクの2~3年後の展開を見据え、先行して施策を打っていくが、そのための能力とノウハウはある。

固定通信事業

メタルプラスの開通状況と光プラスでの東京電力との提携について説明してほしい。

メタルプラスの今期末目標は170万だが、達成可能と見ている。メタルプラスについては今期の赤字が最大で、来期は縮小、3年目には単年度黒字化の計画で、ほぼそのペースで進ちょくしている。光プラスについては現在東京電力と交渉中であり、関東地域で新しい一つのブランドで展開の方向で現在準備を進めている。メタルプラス、光プラス、東京電力との連携を含め、固定事業全体の戦略については別途4月末の本決算発表時お話ししたい。

FMC (固定とケータイの融合)

FMCサービスが出てくる時期と、具体的なサービスイメージについて説明してほしい。

すでに、固定とケータイの請求書の一本化は始めており、当社側でも請求書の発送コストが削減できるため、ご利用者には月に100円程度割引をしている。個人向けと法人向けのFMCは異なると考えており、法人向けは「Business au」というブランド名で展開。例えば、会社のインターネットから故障地域に最も近いところに社員を派遣させるなと、すでにいろいろなサービスを展開している。一方、個人向けについても検討は進めているが、すぐに目に見えるようなものは残念ながらない。現在、ウルトラ3G (固定とケータイのIP統合網) を進めており、ネットワークが統合されて、契約状況が固定もケータイも一つのデータベースで扱えるようになると、新しいサービスも提供しやすくなる。例えば、家に帰る途中にケータイでDVDの予告編を見て、家に着いてからは光プラス経由で大きなテレビ画面で楽しめるようになる。ウルトラ3Gが始まるまで具体的なサービスについてはもう少しお待ちいただきたい。

資本調達

    今後、株式による資金調達の予定はあるか?

    必要な資金はフリー・キャッシュ・フロー、社債、または借り入れで賄う予定であり、考えていない。パワードコム合併の際に第3者割り当てを行ったように、今後仮にほかの電力系との提携となった場合にはあり得るが、それ以外ではまずないだろう。

代理店

KDDIの代理店との関係はどうなっているのか?

良好な関係にある。



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