株主通信 2013年冬号

グループの魅力をおとどけ! KDDIを歩く 山口衛星通信センター

今年は、日本の衛星通信の開始からちょうど50年に当たるのをご存じでしょうか。50年前の1963年11月23日、茨城県十王町の茨城宇宙通信実験所 (後のKDDI茨城衛星通信センター) で、日米間初のテレビ衛星中継実験が行われました。送られてきたのは、当時の米大統領ジョン・F・ケネディの暗殺を伝えるニュース映像でした。この衝撃的な出来事で、日本の衛星通信は幕を開けました。
その後、1969年、日本の衛星通信の西の玄関口として、山口県山口市に山口衛星通信所 (現KDDI山口衛星通信センター) が開設されました。ここはインド洋と太平洋上空の衛星を見通すことができ、地上のマイクロ回線との相互干渉が少なく、台風や地震などの自然災害も少ないなどの立地条件を備えた日本最大級の衛星通信施設です。東京ドーム3.5個分に当たる16万m2という広大な敷地の中に、大小20基のアンテナ群が並んでいます。
同センターではインテルサット衛星などを介して、世界の約50カ国・地域との間で、さまざまな国際通信サービスを提供しています。また、インマルサット衛星を介して、それぞれの海域 (地域) の船舶、航空機、可搬型端末との移動体通信サービスを行っています。

隣接するKDDIパラボラ館

大小合わせて20基のパラボラアンテナ群

災害時など用途の広がる衛星通信

現在、日本と海外との通信の9割以上が光海底ケーブルを経由していますが、衛星通信は、通信設備さえ用意すれば世界中どこででも利用できる機動力を生かし、海底ケーブルでつながっていない国や地域、通信網が整備されていない地域などとの通信手段としても利用されています。
また、自然災害などにより、地上の通信網や携帯電話の基地局が機能しなくなった場合にも通信手段を確保できる有効なシステムです。東日本大震災では、インフラ復旧が困難な地域において、可搬型基地局や衛星通信設備を搭載した車載型基地局が、通信衛星を介して携帯電話網を接続し、活躍しました。さらに、衛星携帯電話「イリジウム」や、高速データ通信も行える「インマルサットBGAN」など、衛星通信が可能な小型端末も多数、利用されました。

KDDIパラボラ館のご案内

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