2007年12月 社長会見

日時 2007年12月19日 (水) 13:30~14:30
場所 経団連会館1001号室
発表案件 なし

auの販売状況など

モバイルWiMAX

新技術

  • 米国のベライゾンが3.9GでLTEを採用するとのことだが、KDDIの3.9Gの検討状況は。
    3.9Gについては、どの方式もOFDMという変調方式で、W-CDMA、CDMA2000のどちらとも技術的な連続性はないため、どの方式でも選択可能である。現状、マーケット動向も見ながら、慎重に検討している。
  • フェムトセルに対する検討状況は。
    技術的な検討は進めている。
    フェムトセルについては、技術力があれば、電波の干渉問題を解決する難しさが理解できるはずだ。また、不法電波対策について、機器の製造・販売についても違法とするような制度的な対応も必要であり、そうした問題を解決しなければ、導入することによって、悪影響が生じる恐れがある。
  • グーグルとの新しい携帯電話プラットフォーム開発についての取り組みは。
    グーグルとは、検索サービスで提携して、KDDIとしても色々な刺激を受けた。その中で、アンドロイドの話につながっていった。今後は、通信事業者による垂直統合モデルと、グーグルのようなオープンモデルが並存していく形になるだろう。
    広告モデルや情報系サービスは、オープンモデルが適しているが、ショッピングやオークション、有料コンテンツなどのお客さまからの料金収納が伴うサービスについては、事業者の垂直統合モデルによって回収スキームが提供されるほうが、コンテンツプロバイダーがコンテンツを提供しやすいため、垂直統合モデルは将来的にも継続する。

フィルタリング

  • 青少年保護のために、携帯電話インターネット有害サイトのフィルタリングについては、具体的に、いつから、どのような対応をするのか。
    フィルタリングサービスの提供および店頭での利用勧奨は以前から実施している。
    できるだけ早期に、新規契約時にフィルタリングをデフォルト化する準備を進めているが、親御さん名義の契約についての確認方法が課題だ。 フィルタリングの強化に加えて、これまで小学生を対象として実施していたケータイ教室の範囲を中高生にも1月から拡大する検討を進めており、来年度からは大幅に規模を拡大する準備を進めている。
  • KDDIは、ブラックリスト方式を導入しないのか。
    青少年保護の観点から、まずはホワイトリスト方式をデフォルトとして提供する。次に、ブラックリスト方式をご選択いただけるよう、準備している。
    フィルタリングについては、表現の自由との関連、グレーゾーンの扱い、規制の管理主体、コンテンツプロバイダーの事業の制限など、課題は多いが、青少年保護の観点から速やかに検討を進める。

固定通信事業

  • KDDIにとって、08年固定通信事業の展望は。
    中継電話事業と比較して、IP時代の電話事業は、アクセスの重要性が一層大きい。
    KDDIがアクセス事業を行なわないと、NTTのみがアクセス部分を提供することとなり、NTTの独占性が強まって、国民・経済・電気通信産業にとって望ましくないこととなる。
    KDDIが、東京電力と提携してパワードコムを統合し、PNJに参加したことによって、法人に対して、NTTのネットワークにまったく依存しないサービス提供が可能となり、法人のお客さまにとって信頼性が大きく向上した。このように、法人市場については、効果が出ている。一方、コンシューマ市場については、お客さまがADSLからFTTHに切り替えたくなるような魅力的なサービスの開発が課題だ。アクセス事業は厳しい市場であるが、KDDIの存在意義として継続していく。

法人事業

経営状況

そのほか

  • iPhoneへのKDDIの対応は。
    iPhoneは魅力的な端末で、ユーザーインターフェースには特長があるが、米国の状況から見ると、ビジネスモデルが日本で成立するかどうかがキーポイントだ。

KDDI

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