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2004年
携帯電話を用いた3次元ナビゲーションシステムを世界で初めて開発

KDDI株式会社
日本電気株式会社

2004年10月14日

KDDI、NECはこのたび、携帯電話を用いて地下街や建物内など、上下方向の移動にも対応した3次元のナビゲーションシステムを世界で初めて開発しました。

このたび開発したシステムは、KDDIがau携帯電話で提供しているGPSナビゲーション機能を3次元に拡張し、NECのブルートゥース情報標識「インフォサイン™」(注1) と連携させて、GPS衛星の電波が届かない地下街や建物内での位置情報把握および位置情報を基にしたナビゲーションを実現したものです。

これにより、3次元の歩行ネットワークデータ (注2) や個別の店舗情報を基に、地下や建物内の店舗情報の検索のほか、携帯電話機能による店舗までの経路ナビゲーションが可能になります。本システムでは、バリアフリー3次元経路情報の活用により、一般健常者、付添えあり車いす使用者、車いす使用者と、それぞれの利用者のニーズに応じたルート案内が可能で、地下街等を利用する全ての人に対応しています。

本システムは、名古屋市及び国土交通省中部地方整備局が名古屋市栄のオアシス21地下街で、10月13日から、携帯電話では初めてとなる地上と地下の連続した移動をサポートする3次元歩行者ナビゲーションの市民参加体験会として公開されます。この実験は名古屋市と中部地方整備局が推進しているもので、財団法人国土技術研究センターが事務局とりまとめを行い、そこにKDDIとNECが技術提供を行っています。

なお、この市民参加体験会は、10月13日から開催される「ITSフェスティバル2004」や「ITS世界会議」の展示イベントとして栄地区のオアシス21地下商店街 (愛知県名古屋市) で一般の方も実体験することができます。

注1)  「インフォサイン™」はNECの商標です。
注2)  歩行ネットワークデータは、国土交通省が提唱する時間や空間の管理が可能なDRM標準フォーマット21に準拠した歩行経路のデータです。今回、この3次元ナビゲーションシステムでは中部地方整備局が準備した名古屋市栄地区の歩行ネットワークデータを活用して、一般健常者には階段を、車いす使用者にはエレベータを案内するなど、利用者の身体状況を配慮した経路案内を実現しています。

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