本文へ
KDDI: ユビキタス・ソリューション・カンパニー

サイトマップ

ニュースリリース
2007年
モバイルWiMAX事業企画会社の設立について〈別紙1〉

WiMAXフォーラムにおける標準化の取り組み

KDDIは、2001年にWiMAX技術の固定通信利用を目的に設立されたWiMAXフォーラムに、2005年から同技術のモバイル適用を推進するために参加し、スプリント ネクステルをはじめ、各国の通信事業者と連携してモバイルWiMAXの実現に貢献してきました。

今日、WiMAXフォーラムは通信機器ベンダー、通信事業者など500社に上る企業が参加し、国際的に影響力の大きい標準化団体となりました。
そうした中、2006年7月、KDDIのそれまでの積極的な標準化活動が評価され、KDDI執行役員の冲中秀夫が、日本の通信事業者として唯一、フォーラムのボードメンバーに選出されました。それ以降、従来の技術的活動に加え、ボードメンバー15社の一員として、フォーラムの意思決定に参加し、WiMAXのグローバルな普及促進・発展に貢献しています。

KDDIは、国内のWiMAX技術発展に向けた活動も積極的に進めてきました。例えば、WiMAX規格に則り世界中で製造される端末が、日本でも自由に利用可能となるよう、日本国内の無線規格をWiMAX規格に反映するフォーラム活動をリードし、これを成し遂げるなど、国内の通信産業の発展にも貢献しています。

また、WiMAXフォーラムの標準化仕様を定めるIEEE802.16委員会では、IEEE802.16eの拡張技術として標準化を進めるRelay Task Groupにおいて、日本の通信事業者で初めて、IEEE-802.16TG議長にKDDI研究所の野原光夫が就任して、IEEE委員会での標準化においても貢献をしています。

〈WiMAXフォーラム〉
正式名称「Worldwide Interoperability for Microwave Access Forum」

2001年インテルなどが中心となり、IEEE (米国電気電子学会) で承認された技術を採用し、世界規模の普及活動や技術的議論と仕様策定活動を行うために設立。WiMAX実装仕様に対応した各社通信機器の互換性と相互運用性をテストし認証を与える非営利法人。現在、参加する会員企業は、500社に上る。

〈IEEE委員会〉
正式名称「Institute of Electrical and Electronic Engineers」

電気・電子分野における世界最大の学会。1963年にAIEE (American Institute of Electrical Engineers: 米国電気学会) とIRE (Institute of Radio Engineers: 無線学会) が合併して発足。
本部はニューヨーク。会員は、世界150カ国に38万人以上。
エレクトロニクスに関する学会の開催、論文誌の発行、専門委員会による技術標準化活動を実施。主な国際標準としては、IEEE802.16 (WiMAX) のほかにIEEE802.3 (Ethernet)、IEEE802.11 (無線LAN) 等の規格がある。

●1. WiMAXフォーラムの概要
WiMAX Forum (Worldwide Interoperability for Microwave Access Forum)
設立
2001年
目的
広帯域無線アクセス網の普及促進、適合性・相互接続性の確認を行う非営利団体。
参加者
約500社 (通信事業者・機器/部品メーカ・システムインテグレータ)
ボード
15社
Airspan Networks, Alcatel-Lucent, Alvarion, Aperto Networks, AT&T (注), BT (注), Fujitsu, Intel, KDDI (注), KT (注), Motorola, Nokia, Samsung, SprintNextel (注), ZTE

注)  通信事業者
その他
2006年7月より、日本における推進リーダーとして、KDDIから冲中執行役員がボードメンバーに就任

●2. WiMAX標準化関係図
図: WiMAX標準化関係図

戻る
このページの先頭へ
Designing The Future ここから当ウェブサイトの情報についてのメニューです。
免責事項 リンクについて 推奨環境 プライバシーポリシー Copyright © KDDI CORPORATION. All Rights Reserved.