「KDDI マネージドWDMサービス」の提供について

No. 2008-263

2008年10月16日

KDDIは新しい法人向け超高速ネットワークサービス「KDDI マネージドWDMサービス」を、本年10月17日 (金) より提供します。

昨今、金融関連の勘定系情報データやCAD等の設計データのバックアップを中心に、企業の情報資産管理の強化・保護を目的とした超高速・大容量ネットワークに対するニーズは高まっています。
「KDDI マネージドWDMサービス」は、お客さま宅内やデータセンター内にお客さま専用のWDM装置 (注1) を設置し、WDMを設置した拠点間を光ファイバーで直接接続して提供する、1Gbps以上の超高速帯域保証型サービスです。

従来、お客さまは本サービスと同レベルの帯域を確保するには、複数の専用サービスをご契約いただく必要があり、回線を追加するたびに、運用・コスト面での負荷が発生していました。本サービスによりお客さまは回線追加等の際に発生する運用負荷を軽減し、簡便かつ安価にネットワークの増強や変更を行うことができるようになります。

機能の特徴は、下記のとおりです。

(1) お客さま専用のWDM装置までをKDDIが監視・保守を行うことによって、高い信頼性を確保。

(2) 一度構築したWDMネットワークはお客さま専用となるため、回線の追加はお客さま宅内のWDM装置にパッケージを追加するだけで可能。短納期で簡便にネットワーク増強が可能。

(3) 提供インタフェースは、イーサネット方式・ファイバーチャネル方式 (注2) の2方式を用意。複数回線の同時利用も可能。

(4) お客さま専用のWDM装置まで完全異ルート冗長 (2重化) が可能。

  • ※ お客さまビル設備によっては完全異ルート冗長ができない場合があります。

今回、お客さまに最適な構成でご利用いただけるよう、サービスプランを2種類、サービスクラスを2種類ご用意しました。

品目概要、提供エリア、料金等詳細は別紙の通りです。

  • 注1) WDM装置: Wavelength Division Multiplexing、波長分割多重方式により、同時に複数のチャネルを多重し、大容量データを伝送する装置
  • 注2) ファイバーチャネル方式: 主にストレージ・ネットワーク用に使用されているギガビット級ネットワーク技術の一種
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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