「KDDI Wide Area Virtual Switch」および「ネットワークマネージメントサービス」の新機能提供開始について〈別紙2〉

●管理運用負荷を軽減する各種サービスの提供

新たにトラフィックフリーの対象となる「Virtual データセンター」において、高い信頼性とコストパフォーマンスを兼ね備えた「ファイルサーバ」および、広帯域インターネット接続環境と高機能ファイアーウォールをセットにした「セキュア・インターネット」をラインナップし、更なる管理負荷軽減を実現します。
また、従来、WANとLANとの接続点に必要であった宅内ルータの機能をネットワーク側で提供し、お客さまによる宅内ルータの設置を不要にすることにより、お客さまのハードウェアのコストのみならず資産管理・ルーティング情報の管理といった管理負荷をも不要とする「宅内ルータレス機能」を提供します。

(1) 「ファイルサーバ」の概要および料金
KDDIが堅牢なデータセンター内で運用・管理を行うハードウェアで構成するWindows®ファイルサーバの機能を、「KDDI WVS」のバックボーンに直結する接続環境でご利用いただけるサービスです。ハードウェアの管理・故障対応はもちろん、バックアップについてもKDDIが対応し、万が一の障害の際にはデータを復元します。
接続遅延によるレスポンスを考慮し、関西と関東の2箇所の接続ポイントを設けています。

  • 「ファイルサーバ」のイメージ

図: 「ファイルサーバ」のイメージ

  • 「ファイルサーバ」の料金

図: 「ファイルサーバ」の料金

(2) 「セキュア・インターネット」の概要および料金
お客さまの各拠点から高速かつ安全にインターネットをご利用いただくため、1Gbpsのインターネットアクセス回線 (ベストエフォートタイプ) と、仮想専用タイプの次世代ファイアーウォール機能 (IDS/IPS機能も含む、更にLAC社のJSOC (注1) によるリアルタイムセキュリティ監視 (注2) を標準で提供します。
ファイアーウォール機能は、お客さま自身で運用管理されていた利便性をそのままに、アプリケーションレイヤーでのトラフィック制御が可能であるため、より柔軟なセキュリティポリシー設定が可能となります。
また、オプション機能として、Web閲覧時の安全性やコンプライアンスを実現するためのWebウイルス対策機能やURLフィルタリング機能も提供します。

  • 注1)  セキュリティソリューションのリーティングカンパニーであるLAC社 (株式会社ラック) の日本最大級のセキュリティ 監視センターです。
  • 注2) ファイアーウォールが出力するログをリアルタイムに監視・分析することで、セキュリティインシデントをいち早く発見し、お客さまに連絡します。これによりお客さまの被害を最小限に留めることが可能となります。
  • 「セキュア・インターネット」のイメージ

図: 「セキュア・インターネット」のイメージ

  • 「セキュア・インターネット」の料金

図: 「セキュア・インターネット」の料金

(3) 宅内ルータレス機能

WANとLANの接続点に設置される宅内ルータをネットワーク側で提供し、以下のな機能を提供します。対象となるアクセス方式は、プラットフォームアクセスメニューおよび、アクセスメニュー (イーサネット方式、高速ディジタル方式、ブロードバンド方式) となります。

  • ルーティング機能: Static、RIPv2、OSPFv2、BGP4
  • DHCPリレー機能 (注3)
  • アクセス制御機能
  • 冗長化機能 (2010年度下期に提供開始予定)
  • 注3)  DHCPメッセージを、お客さま端末とDHCPサーバ間で中継する機能
  • 「宅内ルータレス機能」のイメージ

図: 「宅内ルータレス機能」のイメージ

  • 「宅内ルータレス機能」の料金

表: 「宅内ルータレス機能」の料金

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

このページの先頭へ