KDDIと頓智・の資本提携について
~携帯端末におけるAR事業の協業推進について~

KDDI株式会社
頓智ドット株式会社

2010年8月5日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長兼会長: 小野寺正、以下「KDDI」) は、頓智ドット株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役: 井口尊仁、以下「頓智・」) が実施する第三者割当増資を引受け、本日、同社に448百万円を出資しました。

KDDIと頓智・は、現実空間とインターネットをつなぐAR (Augmented Reality = 拡張現実) 技術をスマートフォンや携帯電話に活用して新しい付加価値を創造し、お客さまの利便性向上を図るため、連携してサービスの共同事業化に取り組んできました。

KDDIは、2010年6月にARアプリケーション「セカイカメラ」のAndroid 版を世界で初めてauのスマートフォン「IS01」に搭載し、また、2010年7月からはKDDIおよびKDDI研究所が共同で培ってきたARプラットフォーム「実空間透視ケータイ」と頓智・の「セカイカメラ」が連携したau携帯電話でもお楽しみいただけるARアプリケーション「セカイカメラZOOM」を提供開始しました。
一方、頓智・は、2009年9月にセカイカメラを世界に向けてリリースして以降、継続的に機能拡充やソーシャル性を追求してきました。2010年7月にはセカイカメラのゲームプラットフォーム「セカイアプリ」を発表し、世界的にも斬新な全く新しいゲーム体験を提供開始しました。

KDDIと頓智・は、今回の資本提携によって両社の協力関係を一層深め、スマートフォンや携帯電話によるセカイカメラの会員数の拡大を図り、拡大した会員に対して協業してビジネスを展開していきます。具体的には、KDDIの課金プラットフォームを利用したゲームの課金や、広告などのビジネスを推進していきます。
また、KDDIが持つコンテンツの調達力や、KDDIグループの研究開発力をAR事業に活用して、より魅力的なサービスの提供を推進していきます。

両社は、今後も協力して、次世代AR事業の検討を通じて、新たな付加価値を創造し、お客さまの生活の利便性向上に貢献していきます。

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

このページの先頭へ