IPv6インターネット事業における新会社の設立について
~共同で事業を推進する新会社「日本ネットワークイネイブラー株式会社」を設立~

KDDI株式会社
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
NECビッグローブ株式会社
ニフティ株式会社
株式会社朝日ネット
株式会社ヴェクタント

2010年9月1日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長兼会長: 小野寺 正、以下「KDDI」)、日本インターネットエクスチェンジ株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 石田 慶樹、以下「JPIX」)、NECビッグローブ株式会社 (本社: 東京都品川区、代表取締役執行役員社長: 飯塚 久夫、以下「BIGLOBE」)、ニフティ株式会社 (本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 今村 隆、以下「ニフティ」)、株式会社朝日ネット (本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 山本 公哉、以下「朝日ネット」) および株式会社ヴェクタント (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 有田 大助、以下「ヴェクタント」) の6社は、NTT東西が提供する次世代ネットワークにおいて、ネイティブ方式によるIPv6インターネットのローミングサービスを提供することを目的として、共同で事業を進めていくことに合意しました。

この合意に基づき、6社は、共同で事業を推進する新会社「日本ネットワークイネイブラー株式会社」(以下「JPNE」) を設立しました。新会社は、2010年2月にKDDIおよびJPIXが設立した「ブロードバンドアクセスエクスチェンジ企画株式会社」が実施した第三者割当増資に6社が応じ、2010年8月30日 (月) の同社株主総会決議を経て、事業会社として社名変更したものです。

現在のインターネット標準プロトコルであるIPv4は、近い将来、IANA (注) から払い出されるアドレスの枯渇が懸念されており、2011年4月に、次世代ネットワークにおいて、IPv4と比較してアドレス数および機能が飛躍的に拡張されているIPv6を利用したサービスが開始されることとなっています。

  • 注) 「Internet Assigned Numbers Authority」の略。IPアドレスの割り当てを行う組織。

JPNEは、次世代ネットワークを利用するお客さまに最適かつ利便性の高いIPv6インターネット接続サービスを提供するため、ISP事業者へのIPv6インターネット接続事業支援およびIPv4アドレス枯渇後の継続的なインターネット接続環境を提供します。

KDDI、BIGLOBE、ニフティ、朝日ネットおよびヴェクタントは、JPNEのサービスを利用したIPv6インターネット接続サービスの提供により、IPv6の早期普及および発展を目指していきます。

JPNEの概要は以下の通りです。

〈会社概要〉

社名 日本ネットワークイネイブラー株式会社
(英文名称 Japan Network Enabler Corporation)
設立日 2010年8月30日 (月)
事業内容 インターネットサービスプロバイダへのローミングサービス事業
ローミングサービス事業に附帯関連する一切の業務 等
本社所在地 東京都千代田区大手町1-8-1
資本金 20億円
株主 KDDI 55%
JPIX 9%
NECビッグローブ 9%
ニフティ 9%
朝日ネット 9%
ヴェクタント 9%
代表者 代表取締役社長 小林 昌宏
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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