韓国CDNetworksへの出資について
~CDN展開によりグローバルインターネット事業の強化とネットワーク効率化を実現~

No. 2011-281

2011年10月12日

KDDIは、グローバル市場でコンテンツデリバリーネットワーク (以下CDN) サービス (注1) を展開するCDNetworks Co.,Ltd. (本社: 韓国ソウル、代表取締役社長: Samuyeol Ko、以下CDNetworks) に対する出資について、このたび同社株主と合意しました。
本合意に基づき、KDDIは2011年10月中にCDNetworksが発行する普通株式の85.5%を約167百万米ドル (約128億円) (注2)で取得し、同社を連結子会社化する予定です。

CDNサービスは、エンドユーザにより近い場所に設置されたサーバに、コンテンツを一時的に格納・配信することでインターネット通信の高速化を実現するもので、現在、インターネットサービス事業者が自社のユーザに対してストレスのない快適なサービスやコンテンツを提供する際に必要不可欠とされています。CDNetworksは、韓国や日本、中国、米国、欧州を中心に世界31ヶ国70都市 (注3) でCDNサービスを展開しており、特にインターネット関連市場の成長が著しいアジアにおいて高い競争力を有しています。

KDDIは、CDNetworksへの出資を通じ、コンテンツプロバイダーをはじめとするあらゆるインターネットサービス事業者に対して、高品質なインターネット網とCDNサービスを組み合わせた新たな価値を提供していきます。さらに、KDDIのモバイルプラットフォームにCDNサービスを取り入れることで、今後増大するモバイルトラフィックの負荷を効率的に軽減し、スマートフォン時代に適応したネットワーク環境を実現します。

  • 注1) CDNサービスの概要は参考参照
  • 注2) 1米国ドルを76.68円で換算 (2011年10月11日の為替レート)
  • 注3) 2011年5月現在。
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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