KDDI株式会社


2001.9.20

米国同時多発テロに伴う通信サービスへの影響と取組みについて



9月11日に米国で発生した同時多発テロに伴う弊社通信サービスへの影響と、弊社の取組みについては、以下のとおりです。


1.弊社通信サービスへの影響と対応
1) 米国宛国際電話サービス
米国宛国際電話サービス(001)については、11日22時(日本時間、以下同じ)以降、トラヒックが急増、12日の午前には最大で通常の50倍のトラヒックが発生するなど、米国宛の国際電話が一時つながりにくい状態となりましたが、対米回線の増強、トラヒックの減少などにより、12日夕方時点で、ほぼ平常の接続状況に戻りました。現時点でも、対米宛は、ニューヨーク宛が現地の状況で若干つながりにくい以外は、平常の接続状況にあります。
2) 国際専用線など企業向け通信サービス
現地での電力障害により、弊社子会社テレハウスアメリカ社のニューヨークブロードウェイセンターが14日早朝から約30時間にわたって運用を停止し、同センターに収容の国際専用線、国際FRなどの企業向け通信サービス(約70社240回線)が影響を受けました。

弊社では、迂回ルートの設定に努めるとともに、ニューヨーク市当局および日本の関係官庁のご協力により立入り禁止区域内での作業を行い、現地電力会社から優先的にトレーラー型可搬自家発電装置を手配、電源供給を開始し、15日昼過ぎ、センターの運用を再開しました。

現在、センター自体は順調に運用中ですが、現地市内ネットワークやお客様設備の障害等により、一部のお客様(7社10回線)は、未だ通信サービスをご利用いただけない状況にあり、早期復旧に向け、現地通信事業者等と連携して取組んでいます。

なお、センター内の自家発電装置も19日午前中に復旧したことから、現地における商用電源の完全復旧まで、二重の給電体制でセンターの安定運用を継続します。


2.今後の取組み
1) 「お客様ホットライン」の設置
ネットワーク設定、LAN/WAN構築、オフィス・ハウジングスペースの提供・設営、IT技術者派遣等に関する情報提供・無料相談窓口として、現地に「お客様ホットライン」を設置しました。(9月19日開始)
米国(001)-1-212-521-1193 (現地時間9時〜17時まで)
2) オフィススペース等の提供
オフィス・ハウジングスペースの提供・紹介の他、PC、電話、PBX、FAX等の通信関連機器の手配・提供を行います。
3) SIエンジニアの派遣
24時間の緊急時体制を強化するとともに、お客様事務所への派遣により、電話設備・配線、インターネット環境構築等を支援します。
4) その他
被災企業へのコーリングカードの無償提供、KDDIアメリカインターネットサービスの一部の無償提供を行います。



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