ライコスジャパン株式会社
KDDI株式会社

2002.9.19

au携帯電話の「EZweb」検索サービスにライコスジャパンの検索技術を採用



ライコスジャパン株式会社(代表者名:吉田 和男 本社所在地:東京都港区)の開発した検索技術が、KDDI株式会社(代表者名:小野寺 正、本社所在地:東京都新宿区)が10月1日(火)からリニューアルするau携帯電話インターネット接続サービス「EZweb」の「検索サービス」に、採用されましたのでお知らせします。

今回開発した技術は、今まで保有していた検索技術をいかし、モバイルサイト検索に最適化された検索手法を新規に開発したものです。
従来型のモバイルサイト検索では、関連性の薄い検索結果が多数出現する、目的サイトまでの表示ページ数が多いといった問題点がありましたが、当検索サービスでは、「辞書型データ構造(※注1)」を基盤とし、ユーザーが望むサイトに、より簡単に、より少ないページ遷移で辿り着ける仕組みを実現しています。
辞書型データ構造の採用により、検索対象となるページが多いキーワードに対しては、直接全ての検索結果を表示するのではなく、まずジャンルを細分化したカテゴリを表示させ、求めるジャンルから効率的に目的のサイトへ誘導を図ることが可能です。一方、検索対象サイトが少ないキーワードに対しては、一度に対象サイトをリスト表示させることで、遷移ページ数を最小にとどめます。
また、三段階の検索方法を融合し、EZメニュー掲載コンテンツからiモード向け一般サイトまで幅広い情報を検索の対象としていることも当検索機能の大きな特長です。
ひとつのキーワードに対し、EZメニュー掲載コンテンツに「辞書型データ構造」を適用(第一段階)、非公式サイトにはサイト登録型検索(※注2)(第二段階)とロボット型検索(※注3)(第三段階)を適用し、順次表示させていきます。
さらに、ユーザーが入力した検索キーワードを集計し、ランキング表示させる機能も追加し、「トップ20キーワードサービス」を提供していく予定です。


注1) 「辞書型データ構造」: 検索キーワードのランキングから、より多くのユーザーが求めている情報を分析し、上位から降順に各々のキーワードの特長を判別、最適な検索結果を表示できるように「キーワード」と「検索結果」を紐付けしてデータベース化を行なっていくものです。
注2) 「サイト登録型検索」: サイト運営者やユーザーの申請に応じてサイト登録を行いデータベース化したものに対し、検索を行う方法
注3) 「ロボット型検索」: 定期的にロボットといわれるソフトウェアがインターネットを巡回し構築されたデータベースに対し、検索を行う方法

[ 図 ]
検索画面

※実際の画面とは異なることがございます。


[EZweb]
KDDI、沖縄セルラー(au)、及びツーカーグループが提供する携帯電話向けインターネット接続サービスです。

[Lycos] http://www.lycos.co.jp
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