APCN2の建設保守協定の締結について

[報道資料] 2000.4.18

KDD株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社
日本テレコム株式会社




 KDD、NTTコミュニケーションズ、日本テレコムは、シンガポールにおいて、本日午後3時(日本時間午後4時)、APCN2(Asia Pacific Cable Network 2)の建設保守協定を他の43事業者と共に締結しました。

 APCN2は、日本、韓国、中国、台湾、香港、フィリピン、マレーシア及びシンガポールをループ状に結ぶ総延長19,000kmの光海底ケーブルネットワークで、2001年9月末からの運用開始を予定しています。
 APCN2は、アジア地域初のセルフヒーリング機能を持ち、ループ構成により一部に障害が起こっても瞬時に自動復旧することができる、大容量データ伝送サービスに適した信頼性の高いケーブルネットワークです。日本側では、千倉(千葉県:KDD)、北茨城(茨城県:NTTコミュニケーションズ)の2ヶ所に陸揚げされます。
 回線容量は、最新のWDM技術(注)を利用して、当初80Gbpsまたは160Gbps(それぞれ45Mbps回線換算で1,536回線相当または3,072回線相当)で運用を開始しますが、将来的には順次陸揚局設備の増設を行うことにより、2.56Tbps(45Mbps回線換算で49,152回線相当)まで容量拡張が可能です。

 また、本ケーブルをChina−USケーブルネットワーク、SEA−ME−WE3ケーブルおよび現在建設中のJapan−USケーブルネットワーク等と接続することで、アジア域のみならず、米国やヨーロッパ等との間で、大容量、高品質なシームレスネットワークを構成することが可能となります。

 KDD、NTTコミュニケーションズ、日本テレコムの3社は、本ケーブルにより、アジアの主要国間におけるインターネットなどのIP関連の通信需要やATMサービスなどの大容量・高速通信サービス需要に対応していきます。

以 上


(注) WDM(Wavelength Division Multiplexing)技術

1本の光ファイバーに波長の異なる多数の光信号を同時に乗せることにより、より大量の情報伝送を可能とする光波長多重化技術。




【参考1】APCN2の概要
1)設計容量
初期:80Gbpsまたは160Gbps(2.56Tbpsへ拡張可能)
2)運用開始時期
2001年9月末(予定)
3)総建設費
約10億米ドル(約1,100億円:初期設計容量分)
4)日本における陸揚地
KDD :千葉県(千倉)
NTTコミュニケーションズ :茨城県(北茨城)
5)初期当事者
KDD(日本)
Advantel(香港)
Chunghwa Telecom(台湾)
C&W Global Network(アイルランド)
KPN(オランダ)
Metromedia Fiber Network(米国)
PLDT(フィリピン)
Taiwan Fixed Net(台湾)
Telecom Malaysia(マレーシア)
NTTコミュニケーションズ(日本)
China Telecom(中国)
Concert(バーミューダ)
Global One(日本)
Layer2 Communications(英バージン諸島)
New Century Infocomm Co.(台湾)
Singapore Telecom(シンガポール)
Teleglobe(米国)
Williams Communications(米国)
日本テレコム(日本)
China Unicom(中国)
C&W HKT(香港)
Korea Telecom(韓国)
MCII(米国)
OneLink Cable Network(香港)
Starhub(シンガポール)
Telstra Global Networks(バミューダ)
計41ヶ国・地域、26事業者
【参考2】ネットワーク概念図(別紙)


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