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第18回オリンピック冬季競技大会長野1998への KDDの取組みについて |
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KDDは、国際的なイベントである長野オリンピックの成功に寄与するため、最新の通信技術を駆使して、各地で繰り広げられる感動、興奮の場面、各国の人々のさまざまな声を国際電話や国際テレビジョン伝送などにより、世界中の人々に伝えるなど、国際通信を全面的にサポートします。
また、KDDは長野オリンピックに引き続いて開催される長野パラリンピック冬競技大会(1998年3月5日〜3月14日開催)についても公式協賛企業として大会を支援します。
具体的な取組みは、次のとおりです。
(1)各競技の感動シーンを高品質な映像で世界約140ヶ国・地域に伝送
KDDは、1964年の東京オリンピック以来、多くの国際的イベントを国際テレビジョン伝送により世界中に伝えてきましたが、長野オリンピックにおいても、高品質な映像を衛星および大容量光海底ケーブルを駆使して、世界約140ヶ国・地域に伝送します。
今大会期間中のテレビジョン伝送量は、通常の年のほぼ1年分の伝送量に匹敵する規模となり、これまでのオリンピック大会を含む各種イベントにおけるKDDのテレビジョン伝送としては、最大規模のものとなります。この集中的な需要に応えるため、KDDは、通常、海外との間のテレビジョン伝送で使用している茨城および山口の当社衛星通信所のパラボラアンテナから映像を海外に向けて伝送するほか、今回は長野市内のIBC(International Broadcasting Center:国際放送センター)敷地内に直径9.2メートルの臨時パラボラアンテナを2基設置し、さらにパラボラアンテナを装備した車載型地球局「ビックシェル」を長野に配置して、会場からも直接海外へ映像を伝送します。使用する衛星もインテルサット衛星など3システム、合計9個にのぼります。また、衛星による伝送ばかりでなく、米国へのテレビジョン伝送については、日米間に敷設されている大容量光海底ケーブル「TPC−5CN(第5太平洋横断ケーブルネットワーク)」を使用します。
光海底ケーブルによるテレビジョン伝送は、1996年7月のアトランタオリンピック、1997年7月の香港返還時に次いで実施するもので、その品質に高い評価をいただいています。
特に、2月7日の開会式では、開会式会場と世界の5都市(ニューヨークの国連ビル、シドニーのオペラハウス、ベルリンの壁、南アフリカの喜望峰、北京の故宮)を音と映像で結び、小澤征爾氏の指揮に合わせてベートーベンの「第9」を合唱するという画期的なイベントが行われます。この合唱は、各都市を結ぶ音と映像のディレイ(遅延)を解消することにより実現されますが、KDDは、今回準備する通信ネットワークにより、この世界でも初の試みとなる地球規模のイベントの音と映像の伝送を担当します。
さらに、KDDは、ボブスレーやアイスホッケーなど動きの速い冬季オリンピックの映像に対応するため、KDD研究所が新たに開発したデジタル画像圧縮装置「MUCCSIII」を使用してオリンピック映像を伝送します。この「MUCCSIII」は、日本側と相手国側に合計70台が設置され、これにより、ディジタル方式による美しい映像を安価に伝送することが可能となりました。
通常、映像の動きが速ければ速いほど高品質のまま圧縮を行うことが困難になりますが、「MUCCSIII」はKDD独自の圧縮技術を用いることにより、高圧縮、高品質映像伝送を実現し、報道関係の方々からも高い評価をいただいています。
(2)国際公衆電話「ICグローバルホン」1000台を設置
KDDは、大会期間中、KDDの公衆電話機「ICグローバルホン(*)」を、プレスセンターに750台、競技会場や長野市内のホテルや街頭などに250台、合計1000台を設置します。「ICグローバルホン」は、ICチップを搭載した専用のプリペイドカード(001−ICグローバルカード)や、クレジットカードでご利用いただけます。
(*)001−ICグローバルカードによりご利用いただく場合、通常の国際ダイヤル通話に比べて約10%安くご利用いただけます。
(3)テレコムサービスセンターの設置、運営
KDDは、大会期間中を含む1998年1月7日から2月25日まで、プレスセンター内やIBC、オリンピック村など4ヵ所に「テレコムサービスセンター」を設置、運営し、国内外の選手やお客様などからの国際通信に関するお問い合わせにお応えするなど、国際通信のご利用をサポートします。
KDDは、長野冬季オリンピック特別通信対策本部を設置し、総勢130名が国際通信の運営を通して、当社の技術力やサービスを内外へ広くアピールしていくとともに、ゴールドスポンサーとして、大会エンブレムなどを用いた広告宣伝活動を通じても、長野オリンピックのPRに寄与していきます。
| 以 上 |
