世界の郷土料理
ゴー・ミントンさんの[カンボジア流 生春巻き]
日本で生春巻きといえば、ベトナム料理のひとつとして知られていますが、カンボジアの家庭でもよく食べられます。カンボジア語でクゥン。ベトナムとの違いはたれで、カンボジアではニョクマムをベースにレモン汁を加えて酸味をきかせるのが特徴です。
ゴー・ミントンさん
ゴー・ミントンさん
プノンペン生まれ。80年から家族7人そろって日本に移住し、82年には日本で最初のカンボジア料理店を東京・代々木にオープンしました。在日24年が経ち、いまでは日本食はなんでも食べられるそう。納豆はレモン汁とニョクマムを混ぜ、生の赤唐辛子で辛味をきかせて食べるのが大好きです。
カンボジア流 生春巻き
 
材料
(5本分)
ライスペーパー 5枚/レタスのせん切り  4〜5枚分/ゆでた幅広ビーフン 100g/鶏肉のボイルしたもの 100g/もやし 少々/大葉 2〜3枚分/ゆでたエビ 5尾/たれ[ニョクマム、赤唐辛子、レモン汁、にんにくのみじん切り、砂糖 各適宜]
作り方
  1. ライスペーパーをたっぷりの水の中にさっと漬け、布巾の上に広げる。
  2. レタス、ビーフン、細くさいた鶏肉、もやしを手前にのせて左右のライスペーパーを内側に折り畳む。
  3. 手前から1回巻いてからライスペーパーの奥に縦2等分したエビと適当に切った大葉をのせてから巻く。
  4. たれは好みで量を調節し、別皿に流して添える。
写真 エビと大葉をライスペーパーの端にのせて巻くと、色合いが美しく仕上がる。
写真 ライスペーパーは産地によって厚さが違うので、できるだけ薄いタイプを選ぶ。
写真 「アンコールワット」秘伝のの生春巻きのたれ。お持ち帰り用も販売している。
写真
写真
カンボジア料理 アンコールワット
カンボジア料理の主食はお米かお粥。味つけの特徴はレモン汁、生の赤唐辛子をきかせることのふたつで、この酸っぱくて辛い味が特に女性客の人気を集めています。スタッフのほとんどがカンボジア人で、ミントンさん夫婦はランチタイムからサービスにあたっています。料理の予算はランチ400〜1200円、ディナー3000〜5000円です。

●住所
東京都渋谷区代々木1-38-13 住研ビル1F
●電話
03-3370-3019
●営業時間
11:00〜14:00、17:00〜23:00
●定休日
年末年始
ゴー・ミントンさんのとっておき
カンボジア料理に欠かせない食材のひとつに、大葉によく似たハーブがあります。日本では入手しづらいので大葉で代用していますが、形は大葉より小さなチーンカンという円形、チーンヴォンという細長い形の2種類があります。カンボジアではたいていの家の庭に1年中生えていて、食事のたびに摘んでは使います。日本の大葉が香りを楽しむのに対して、これらのハーブは辛味が魅力。カンボジアを訪れたなら、市場やレストランでチーンカンまたはチーンヴォンを探してみてください。
カンボジアの位置
 
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