世界の郷土料理
ボガレ・カベレさんの[ドロ・ワット]

エチオピアのお祝い事に欠かせない、鶏肉の辛いシチューです。玉ねぎをよく炒めて甘味を出し、鶏肉が煮崩れるまでじっくりと煮込んで深みのある味わいに仕上げることがポイント。最後にゆで卵を加えて完成。好みのパンにのせながら召し上がってください。

ボガレ・カベレさん
ボガレ・カベレさん
店主のカベレさんは在日6年。すっかり日本食にも慣れて納豆は何も加えずにそのまま毎日食べるそう。母国で12年のキャリアを積んだベテランのコックさんで、店では同じエチオピア出身のミーミさんとの二人三脚で、調理場とサービスの両方にあたっています。
ドロ・ワット
 
材料
(4〜5人分)
玉ねぎの粗みじん切り 2個分/サラダ油 適宜/チリパウダー 大さじ1.5〜2/赤ワイン 150〜200cc/鶏もも肉の骨つきぶつ切り 2本分/水 適宜/クローブパウダー 小さじ2/オールスパイス 小さじ2/にんにくのみじん切り 少々/しょうがのみじん切り 少々/トマトペースト 大さじ2/ゆで卵 2〜3個分/塩 適宜
作り方
  1. 玉ねぎをサラダ油でしんなりするまで炒める。
  2. チリパウダーを均一に混ぜながら炒め、ひたひたの赤ワインを注いで鶏肉を加えて炒める。
  3. ひたひたまで水を注ぎ、クローブパウダー、オールスパイス、にんにく、しょうが、トマトペースト、塩を加えて蓋をし、ときどき水を足しながらとり肉が煮崩れるまで弱火で約1時間煮込む。
  4. 仕上がる直前に殻をむいたゆで卵を加えて軽く煮込んで出来上がり。
*辛味に強くない方は、チリペッパーを減らしてください。
写真
料理に使う3つのスパイス。真ん中から時計周りにトゥムズ、コラリマ、バルバレ。ここではクローブ、オールスパイス、チリで代用。

写真
エチオピアでは穀物の粉で作ったインジェラと呼ぶエチオピア版クレープをドロ・ワットに添えるのが定番。

写真
お店ではインジェラにドロ・ワットとカッテージチーズをのせ、ちぎったインジェラをつけながら食べるのがお勧め。
お店の様子

エチオピア料理 アビシニア

若者の町、渋谷で最も賑わう通りのセンター街を抜けた少し先のビル2階にアビシニアがオープンしたのは99年。エチオピア料理の素晴らしさを日本にも広めたいという熱い思いでスタートし、早くも5年が経ちました。エチオピア料理の特徴はスパイシー。マイルドな味から激辛まで幅広く、エチオピアならではのスパイスマジックが堪能できます。また、発酵生地を焼いた主食のインジェラはほのかな酸味が特徴で、料理の味をさらに引き立てます。予算はひとり3000円ほど。

●住所
東京都渋谷区宇田川町32-7 シブヤチトセビル2F
●電話
03-3770-2060
●営業日
17:00〜0:30
●定休日
月曜日
●URL
ボガレ・カベレさんとっておき
アフリカ大陸東部に位置するエチオピアの首都はアディス・アベバ。日本で一般的なエチオピアの情報は少ないと思いますが、お国自慢のひとつが美味しいフルーツの数々。街のフルーツ屋では客が選んだフルーツをミキサーにかけてジュースにしてくれることが多く、中でも私が大好きなアボカドジュースは8Birr(ブル)=100円ほどで、作り立てにレモン汁をきゅっと絞って朝欠かさず飲み、一日の活力源になったものです。日本でもときどき作って飲みますが、エチオピアの味にはかないません。
エチオピアの位置
 
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