マルチパスの概要

読み: まるちぱす 英語名: multipath

マルチパスとは、電波を利用した通信の際、同一の発信源である電波が受信側に複数届いてしまうことをいう。通信障害の一種。建造物や地形などの影響で電波の屈折や反射が生じることで同時に発信した直接波よりも遅れて受信機に到達することで起こる障害。

マルチパスが生じると、通信品質が低下するほか、GPS機能では測位精度が著しく低下する。電波が反射、屈折することによって、複数の経路から電波を受信することで、伝送時間の異なる電波の受信となり、位相の変化なども生じてしまい、ノイズが起きたり、電波同士が打ち消しあって受信できなくなったりすることがある。

テレビ放送での映像が二重や三重になって映ってしまう現象をゴースト現象と呼ぶが、これもマルチパスによって起こる障害である。

2014年03月05日 更新


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