新規参入業者は400社。その種類とは?

エネルギーは自ら選ぶ時代に 第2回 新規参入業者は400社。その種類とは?

電力の小売全面自由化に伴い、電力市場に参入した企業を「新電力」と呼びます。新電力は、もともとの業種によっていくつかの種類にわけることができます。本コラムではそれぞれの種類やその特徴を解説していきます。

エネルギー業から通信業まで、幅広い業種から参入

新電力には、さまざまな業種から企業が参入してきています。代表的な業種とその特徴などについて簡単にまとめました。

  • エネルギー産業
    ガス会社や石油会社など、もともとエネルギーに関する事業を行っている企業ですこのような会社は、自社で発電所を持ち、自家発電した電気を販売しているケースがほとんどです。
  • 通信業
    通信事業者は既存の通信サービスで数千万件の契約者を抱えており、全国展開しているショップや営業部隊など、顧客へのきめ細やかなサポート体制がすでに整っていることが強みです。また、料金面では通信回線と電気料金をセットにした割引プランなどで消費者にとって魅力的なプランを出しています。
  • 再生可能エネルギー (自然エネルギー) 系
    再生可能エネルギーに対する関心の高まりを受け、風力や太陽光発電を行っている会社も、電力自由化を受けてエネルギー事業に本格的に参入してきています。エコロジーや環境問題を意識する消費者からの注目を集めています。
  • そのほかの業種
    鉄道会社、小売業、住宅メーカー、家電量販店などの業種からもエネルギー事業に参入する会社があります。もともとの業種で使っているポイントを電気料金でも貯められるといったサービスで、消費者にアピールしているケースもあります。

このように、新電力には、多くの業種が新規参入しています。

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新電力の特性からおトクな契約を選ぶ

新電力にはさまざまな種類や特徴があることを見てきました。では、電力契約を新電力に切り替えるときには、何に注目して選べば良いのでしょうか。

新電力に変更する際に多いのが、料金に注目して選ぶケースです。しかし、実際のところ、電気料金だけに注目すると従来の地域ごとの電力会社と新電力にそれほど大きな違いはありません。

では、どの新電力と契約しても同じなのかというと、そのようなことはありません。それぞれの企業の種類と特徴に注目すると、どの会社を選ぶべきかが見えてきます。

例えば、ガスを多く使う企業がガス会社の新電力を契約すれば、ガスと電気をセットで利用すると料金が割引されるプランなどが用意されています。このほかにも、ガソリン販売会社と電気契約を結べばガソリン・軽油・灯油代が安くなるサービスがあるなど、もともとの事業に関連する割引が受けられるプランもあります。

KDDIが提供している「auでんき」では、携帯電話や固定回線などのKDDI法人サービスと、「auでんき」をセットで使うことで毎月の電気料金の割引が適用される「auでんき法人セット割」という割引プランを備えています。KDDIではこのほかにも、中小企業向けのビジネス支援プログラム「KDDIまとめてオフィス」と併用することで、オフィス用品やOA機器の購入などに使えるポイントが貯まるサービスも用意されています。

このような会社ごとの特徴などを理解して、新電力を適切に選ぶことが重要です。

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