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前回まででテレワーク導入のポイント、その中でも安全なネットワーク構築について解説しました。そこで今回は安全なネットワークとスマートフォンなどのスマートデバイスの組み合わせで、業務においてどのような効果がでるのか事例でご紹介致します。
営業社員にとってレスポンスが早いということは、取引先からの信頼獲得はもちろん、競合との差別化においても非常に大きな武器となります。具体的にはスマートデバイスを活用することで次のような効果が期待できます。
上記の例は営業担当者がモバイルワークをした場合を想定した効果ですが、在宅勤務型のテレワークでも、自宅からスマートフォンやタブレットで社内ネットワークに接続することで社内にいるのと同様に業務を行うことが出来ます。
業務効率化実現に大きな効果を発揮するテレワーク。しかし、そのメリットを享受するためには、社内ネットワークに安全に接続できる環境が必須です。そして、そのネットワークを介して、これまで社内でしか閲覧することができなかったメールや資料を外出先からでも閲覧可能にするスマートフォンなどのデバイスも必要になります。むしろ、スマートフォンなどから社内のシステムにアクセスして、効率的に仕事を進めるために、安全なネットワークが必要だと言っていいのです。
今までと変わらない環境でビジネスを続けるならば、これまでのネットワークでも大きな問題は生じないでしょう。しかし、今や多くの企業がスマートフォンなどのスマートデバイスをビジネスで活用しています。それは『便利だから』にほかなりません。そんな時代に「ネットワークが旧来型のものだから、スマートフォンからアクセスができない」というのでは、せっかくのスマートフォンが活かされていないことになります。外部からアクセスができないネットワーク環境のままでは、生産性を高める働き方の実現は難しいでしょう。スマートデバイスと安全なネットワーク環境は、テレワーク実現のためにはセットで考えるべきことだと言えるでしょう。
最後に実際にテレワークを導入に成功した企業の事例を2つご紹介します。
中堅外食チェーンの場合
以前から営業担当は携帯電話・パソコン・データ通信端末の3台体制でモバイルワークをしていましたが、端末が多くて持ち歩くのに不便だと言う声が多く上がっていました。また、メールや資料チェックを行うには、わざわざパソコンを立ち上げなくてはならないなど、簡単な作業でも手間がかかることも決して業務効率はよくありませんでした。
そこで各店舗を回るスーパーバイザー・営業・役員など約150人が利用していた携帯電話をスマートフォンに切りかえ、メールや資料チェックをスマートフォンでできるようにしました。ほとんどの社員はノートパソコンを持ち歩くことが減り、移動の負担が小さくなりスマートフォンだけでは済まない作業をする場合には、ノートパソコンから、リモートアクセスによるセキュアなネットワーク環境で作業をするなど、場合によって使い分けるようになりました。社員からは「スマートフォンで時間の効率的な仕事ができる」「リモートアクセスなら社内にいる環境と変わらず仕事ができる」と好評です。
この様に、テレワークの実現には、スマートフォンをはじめとするスマートデバイスが欠かせません。同時に高い情報セキュリティを保つネットワークの構築がなされなければ、それを活用することができないという事実もあります。外にでるスマートデバイスと社内外を安全につなげるネットワークはテレワーク実現に欠かせないものだと言えるでしょう。
スマートフォン×ネットワーク×クラウドを徹底的に活用した、テレワーク導入法をご紹介します。