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ホスティングとクラウドはここが違う
~ハードウエアのクラウド化~

クラウド化を進める際、『社内にあったファイルサーバーやメールサーバーを社外に出す』ということをイメージされるのではないでしょうか。それは従来のホスティングサービスでも同じことです。クラウドでは何が違うのでしょうか。前回と同様、K社長とS社長のやりとりを見てみましょう。

中小企業のためのクラウド導入のポイント 第2回 ホスティングとクラウドはここが違う~ハードウエアのクラウド化~

目次

ホスティングは、自社のサーバーを預ける。
クラウドはサーバーの『領域』を借りる

K社長:
実は以前、社内にあるファイルサーバーをホスティングにしないかと言われたことがあるんですが、これはクラウドとは違うんですよね。でも、ホスティングでも社内からサーバーはなくなると聞いたんですが。
S社長:
ホスティングの場合は、自社のサーバーを委託して預けると考えればいい。社内に置くのではなく、専門業者のセンターに預けてある。そこで管理もしてもらうということだね。
K社長:
では、クラウドは違うんですか? クラウドを提供してくれる会社にサーバーを置くということではないのですか?
S社長:
クラウドサービス業者のサーバーの『一部を借りる』ことになるね。
K社長:
その『一部』がよく分からないんです。今までは、例えば何百ギガバイトのサーバーを買って、それを使っていました。それが社内にあるのと、専門業者に管理してもらうホスティングがある。クラウドは、何百ギガのサーバーを何台か使わせてもらうということですか?
S社長:
契約の仕方はたくさんあるけれど、物理的なサーバーを単位として考えないんだ。クラウドサービス業者は、合計すると天文学的な容量のサーバーを持っている。それも一箇所ではなく、各地に分散している。そのなかの『一部の領域を何テラバイト使う』という契約なんだ。サーバーを何台借りるという話とは違う。
K社長:
機械を買うわけではないし、機械を借りるのでもない。領域を借りるというのが、イメージしにくいのですが…。
S社長:
確かにイメージがしにくいかもしれないね。でも、『領域を借りる』というのはメリットがたくさんあるんだよ。

クラウドサーバーを活用するメリットとは?
会社の成長にあわせたフレキシブルな運用ができる

K社長:
メリットと言うと、サーバーを持つより安くなる、といったコストに関連した話をよく耳にします。
S社長:
そう単純な話ではないんだ。使い方によっては、クラウド化したほうがコストアップする場合もある。まぁ、大半はうまく使えば安くなる傾向にあるけれどね。
K社長:
あと、自社でサーバーを買えば、減価償却もあるし追加でお金は発生しないですよね。クラウドでずっとお金を払い続けると、トータルではコストアップになるのではないですか?
S社長:
それはうちでクラウドを導入するときに試算してみた。まず、サーバーの代金にメンテナンス費用・減価償却を考慮して5年でサーバーを買い替えることを考えると、ほとんど差がないというか、クラウドのほうが安くなったね。ずっと使用料を払い続けると青天井でコストがかかると思う人がいるけれど、現実には5年も使えば新しいサーバーに切り替える。クラウドだと払い続けるから高くなるということはないだろうね。
K社長:
なるほど。たしかに、それくらいでサーバーを買い替えますね。
S社長:
実は、物理的にサーバーを買わないことにメリットもあるんだ。
K社長:
それがイメージしにくいんです。
S社長:
会社が成長していってサーバーの容量を増やしたい時、どれくらいの容量のサーバーを買えばいいと思う?
K社長:
それはなんとも言えないですね。事業の規模が倍になっていれば、サーバーも倍、でしょうか?
S社長:
今のサーバーでは容量不足。とはいっても、もう一台同じ容量のサーバーを買っても余剰部分が多いだけ。そこで半分の容量のサーバーを買ったら、すぐに一杯になって買い足した。そういう話を実際に聞いたんだ。逆に、大きなサーバーを買ったけどなかなか目論見通りに事業が成長せず、余剰分がずっと残っていたという話もあるよね。
K社長:
余っているとはいえ、購入時に費用は発生したわけですよね。それがクラウドだとどうなるのですか?
S社長:
サービス内容にもよるけれど、中には一カ月単位100メガバイト、あるいはギガバイト単位で契約を変更できるところもある。とりあえず、成長にあわせて少しずつ増やしていくこともできるし、増やしすぎて余っていると思ったら、容量を減らせばいい。ムダがなく使えるということだ。

クラウドサーバーを活用するメリットとは?
急なアクセス増大にも柔軟に対応できる

K社長とS社長の会話にもあるとおり、クラウドサービスでのサーバー運用には、会社の状況・成長にあわせたフレキシブルな対応が期待できます。特に中小企業の場合、自社内で管理するにせよホスティングするにせよ、サーバーの購入、購入後に容量の追加といった調整は、手間暇やコスト面からも難しくなります。ところが、クラウドでサーバーを運用すると、かなり細かな単位で容量を調整できるので、ムダなく運用できるのです。

クラウドサーバーを活用するメリットとは?急なアクセス増大にも柔軟に対応できる

例えばECサイトを運用している場合、セール時、あるいはメディアで商品が取り上げられたときなど、急激にアクセスの増大が想定できることがあります。ホスティングサーバーなどでは、急な対応ができず、アクセス過多でサーバーがダウンしてしまうこともありえます。しかしクラウドサーバーなら、一時的に増えるアクセスへも柔軟に対応が可能です。




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