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クラウド化が進むことで起こりがちな
社内IT環境の課題とは?

IT環境の整備は企業が成長していくうえで欠かすことのできない戦略の一つです。そして現在、そのIT環境も従来のように社内サーバーなどの機器を置くオンプレミス型からインターネット上で機器やサービスの提供を受けるクラウドへと移行する企業が増えています。IT環境をクラウド化することのメリットは運用コストの削減、モバイル・在宅ワークの実現などさまざまですが、クラウド化を進めていくうえで、いくつかの課題があることも事実です。そこで今回は、企業がクラウド化を進めていくうえで後回しにしがちな課題について考察していきます。

中堅企業のクラウド化における問題点とその解決策 ネットワーク強化でクラウド化を推進 第1回クラウド化が進むことで起こりがちな社内IT環境の課題とは?

目次

現在のクラウドサービス活用状況は?

クラウド化を進めていくうえでの問題点を見る前に、現在のクラウドサービスの活用状況を確認してみましょう。KDDI まとめてオフィス株式会社が2018年3月に行った『IT成熟度診断アンケート』の『現在のクラウドサービス活用状況について』の回答を見ると、クラウド化が進んでいる割合が多い順にメール、グループウエアなど統合事務処理系、ファイルサーバー・ストレージと続いています。

現在のクラウドサービス活用状況について当てはまるものをお選びください。(複数選択)

メールのクラウドサービス利用の多さは、外出が多い営業社員や出張中の従業員、在宅勤務で社外からでもメールの送受信をしたいというニーズの高さによるものと考えられます。

また、グループウエアなど統合事務処理系、ファイルサーバー・ストレージは、社内サーバーでの管理にかかる手間の軽減、容量の増加がしやすい柔軟性といったメリットを求めていることが見てとれます。さらにメールも同様ですが、在宅勤務やサテライトオフィスを導入する企業が増えていることも、これらのクラウドサービスが多く活用されている理由の一つといえます。

企業がクラウド化を進めるうえで抱える課題 (1)
データトラフィックの増大

IT環境をクラウド化することで、業務を行う際にインターネットへの接続が必須になります。しかし、業務を行ううえで大容量のデータや画像のやりとりを、すべて社内のインターネット回線を使って行うとなれば、回線を強化しないままだと問題が起こる可能性があります。

社内のインターネット回線のトラフィックが増えることにより、通信速度の低下が起こるでしょう。それによってメールをはじめグループウエア・ファイルサーバーなど、常に利用する業務システムへのアクセスが遅くなれば、それだけ業務スピードが落ち、場合によっては業績の低下を招く恐れも生じます。

企業がクラウド化を進めるうえで抱える課題 (2)
インターネット接続へのセキュリティ

前出の『現在のクラウドサービス活用状況について』のアンケート結果を見ると、メールやグループウエアに比べ、『財務会計・給与計算など経営管理情報』『顧客管理や商談管理系』といったサービスの活用率が低い結果となっています。

これらのサービスのクラウド活用が低い理由として、経営や顧客に関する情報をクラウド化することで、万が一情報漏えいした場合のリスクが懸念されていると考えられます。

社内の情報を社外のサーバーに預けることに、セキュリティ面で不安を覚える企業は多いのではないでしょうか。実際、同調査において『クラウドサービス選定の際にサービス提供事業者に求めるもの』という問いに対し、挙げられた回答のうち上位3つは以下のようになっています。

  • セキュリティ対策 81.4%
  • サービスの信頼性 72.0%
  • 事業者の信頼性 69.3%
  • ※ 複数回答
  • ※ 中堅企業 (従業員数100~499名) の回答のみ抽出

ほかにもクラウド活用に不可欠とされるスマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの利用拡大により、紛失や盗難のリスクが増えたことも、クラウド化のセキュリティに不安を抱く要因となっています。

企業がクラウド化を進めるうえで抱える課題 (3)
IT機器の更新と運用の負担増

IT機器と一口にいっても、ウェブサーバー・メールサーバーといった汎用業務向けのもの、ファイアウォール・ウィルス対策ゲートウエイといったセキュリティ対策用のものなど、その種類はさまざまです。これらの機器は、特定の機能や用途に特化していることで、複数の機能を有する汎用機器に比べ、低価格で運用も比較的簡単であるというメリットがあります。

しかしクラウド化を進め、さまざまなサーバー、ネットワーク機器などを導入するとなれば、それぞれの更新や運用負担はどうしても増大してしまいます。クラウド化の目的の一つとして業務効率化がありますが、クラウド化を進めることで逆に業務の負担が増えてしまうのではといった疑問がクラウド化に対するためらいにつながっています。

これまでに挙げてきた課題における原因の一つとして、クラウド化を進め、社内のIT環境を拡充していくときに、ネットワーク環境の強化が後回しになりがちな現状が考えられます。あらゆるIT環境はネットワーク環境の充実があって初めて成立します。次回以降で、今回ご紹介した社内IT環境の課題に対する解決について解説していきます。

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