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安全に、かつ効率よくドライバーに活躍してもらうために、スマートフォンはうまく活用できるはずです。今回は、運輸業界でスマートフォンを活用した事例を紹介します。
ドライバーのアルコールチェッカーの利用は、国土交通省によって義務化されています。事務所などにアルコールチェッカーを設置し、出庫前には必ずチェックをしていることと思います。ところが、出先で一泊した場合、アルコールチェックをどうするかという問題があります。例えば提携している同業者の事務所でアルコールチェックを行うということもありえますが、なかなか難しいのが現実です。
中部地方の中堅運輸会社のC社では、携帯型のアルコールチェッカーをドライバーに持たせていますが、「正確にチェックが行われているか管理できるようにしたい」と希望があり、スマートフォンと連携したアルコールチェッカーを導入。外出先でドライバーが行ったアルコールチェックの数値をリアルタイムで、スマートフォン経由で確認できるようになりました。検査前に会社に電話してもらい、本社のスタッフが数値を確認後、運転を始めてもらうようにしています。さらに、スマートフォンの動画通話機能でアルコールチェックの様子を確認することもすることもできます。
管理部門からは「確実にアルコールチェックの様子が分かるので安心できる」、ドライバーからも「きちんとチェックしている証拠が残るので、自分でも安全に気を配る意識が強くなった」という声があがっています。
ドライバーが働き過ぎないように注意することが必要です。前回のコラムで触れたように、増えた仕事に対して、ドライバーの早出残業、休日出勤で対応しようとしてしまうケースは珍しくないでしょう。ところが、今、労働時間の抑制、有給休暇の義務化、勤務間インターバルの確保など、働きすぎに対する規制は増えています。特にドライバーの勤務状況の管理は重要です。
中長距離輸送をメインとするD社では、内勤の従業員はタイムカードが導入されているのですが、ドライバーは直行直帰、届け先での一泊なども珍しくないため、手書きの日報で勤怠を管理していました。しかし、労務管理部門では「手書きの日報から出退勤時間を書き出すのに手間がかかる」「正確かわからない」という声があがっていました。そこで、試験的に、スマートフォンで使えるアプリケーションを導入したところ、決まった文言やスタンプによって出退勤の報告ができるようになりました。最初は「面倒だ」「使い方がわからない」といっていたドライバーも、実際に運用を始めると「スタンプ一つでいいから簡単だった」「日報に書くよりも速い」と好評でした。労務管理部門でもデータをまとめやすいとの声が。しかも運行管理部門からは「だれが頑張りすぎているか、すぐに分かるので、注意もしやすい」との声も出ています。
先に紹介したD社では、導入前にドライバーから「監視されるようで嫌だ」という声もあがったそうです。そこで、経営者自ら『安全のため』きちんと話し、『仕事を効率化して、無理なく働こう』という合意に至ったということです。そこで、日報も紙で書き込むのではなく、スマートフォンのアプリケーションでテンプレートを作り、必要事項だけを簡単に記入するように変更、わざわざ会社に戻らなくても提出できるようにしました。結果として、無駄な運行が減り、ガソリン代やメンテナンス費が徐々に削減されていったそうです。ドライバーにも『効率よく働くほうがいい』という意識が芽生え、社全体で残業時間は減っていったそうです。結果、目に見えて事故やヒヤリハットの報告も減少したといいます。
情報共有アプリや、メッセージアプリなどスマートフォンで利用すれば、日々の運用が効率的になりドライバーを守りながら生産性をあげることができるかもしれません。
詳しい事例などは、下部の資料からご確認いただけます。
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