1. KDDIホーム
  2. 企業情報
  3. サステナビリティ
  4. スマホ de 防災リテラシー ~KDDIの情報リテラシー教育~

スマホ de 防災リテラシー ~KDDIの情報リテラシー教育~

KDDI Special Feature スマホ de 防災リテラシー ~KDDIの情報リテラシー教育~

KDDI Special Feature スマホ de 防災リテラシー ~KDDIの情報リテラシー教育~

KDDIは電気通信事業者として、これまで当社が全国で開催してきた「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」のノウハウを生かしながら、災害発生時に多くの子どもたちが情報通信をライフラインとして有効に利活用いただくためにどうすれば良いか、何か取り組みができないか、中部大学現代教育学部三島浩路教授、KDDI総合研究所とともに議論を重ね、本講座の開発を行いました。

「スマホ de 防災リテラシー」の開発

KDDI総合研究所 教育・医療ICTG
本庄 勝

「スマホ de 防災リテラシー」は、複数の班に分かれて机上の地図を見ながら、大災害が起きたという想定のもと、専用グループチャットアプリを使用して災害情報を集めて、安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所を地図上で特定する、ワークショップ型の出前講座です。
講座として形にするためには、限られた学校の授業時間の中でどこまで盛り込むかが課題でした。また、1人1台貸与したスマートフォンを使用してコミュニケーションを行う際に、スマートフォン利用に不慣れな子どもたちがいることも想定しなければなりません。そのため、プログラムの入念な作り込みだけでなく、子どもたちが集中して取り組めるよう、こだわりある独自のコミュニケーションアプリを開発することで、これら課題解決に取り組みました。

KDDI総合研究所 教育・医療ICTG
本庄 勝

開発時の3つのこだわり

1. スマートフォンのポジティブな活用体験を

当時のスマホ・ケータイ安全教室では、犯罪被害やネットいじめなどスマートフォンのリスクを取り上げることが中心でした。ただ、ネガティブな側面だけでなく、有事にスマートフォンのポジティブな活用も高校生らに体感できるようにしたい、という考えがあり、中部大学三島教授監修のもと、スマートフォンを活用する防災をテーマとしたパッケージを開発しました。

2. コミュニケーションで互いに気づきを

現代の若者は、対面とネット双方のコミュニケーションを活用することが求められます。そこでワークショップでも、対面とネットを駆使しなければ解決できない課題設定としました。また意図的に、冗長な情報、嘘の情報などを災害情報におりまぜ、情報モラルとしての気づき (正確な情報発信、受け手の立場の理解、など) を得てもらう仕掛けを加えました。主体的・対話的で深い学び、ネットと対面を交えた次世代のアクティブ・ラーニングを目指しました。

3. 社会に役立つ人財に

過疎化・高齢化した地域においては、働き手となる大人が昼間不在となるケースもあります。有事の際には、高校生のような若者が、地域の方々と連携して活動することが現実的に求められます。今回ワークショップに参加してもらう高校生らには、自らの命を救う「自助」に加え、地域の「共助」の意識を高揚させることも狙いました。特にスマートフォンを活用した情報発信や情報共有が地域住民の救助に役立ったケースもあります。スマートフォンを使えるのなら、どうすれば周りの人を救えるか、ワークショップを通じて学んでもらうように工夫しました。

「スマホ de 防災リテラシー」の開発監修者の想い

中部大学現代教育学部
三島 浩路 教授

災害が発生したとき、スマートフォンは大きな力を発揮します。家族や友人の安否を確認したり、安全な避難場所を知らせたりするなど、スマートフォンは被災者を支える優しくて頼りになる道具です。しかし、使い方を間違えれば、デマを流布させてしまうなどの危険性をもっており、スマートフォンはまさに諸刃の剣です。
スマートフォンを諸刃の剣のままにしておくのではなく、被災者を支える確かな道具とするためには何が必要なのか、KDDIのみなさんと一緒に議論してきました。その結果、正確な情報を発信するために必要なスキルの強化や、支援を求めている人の存在をスマートフォンの向こう側に思い描くことができる想像力の醸成が必要ではないかという結論に至りました。スキルを強化し想像力を醸成することは、一朝一夕にできるものではありません。しかし、そのきっかけをつくることは、私たちにできるのではないか、こうした想いで「スマホ de 防災リテラシー」を作りあげたのです。

中部大学現代教育学部
三島 浩路 教授

スマホ de 防災リテラシー実施校からの声

香川高等専門学校教務 高専機構男女参画室併任 内田 由理子先生

講座では、大災害が起きたという想定のもと、複数の班に分かれて机上の地図を見ながら、スマートフォンとSNSを活用して、他の班とも情報のやり取りをしながら災害情報を集め、安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所を地図上で特定していきました。場面場面でサイレンが鳴るなど、臨場感あふれる中での活発な活動となりました。
学生達は本講座を通じて、「情報の本質が理解できた」、「緊急時での情報の発信や受信は重要性が高く、難しい」など、信頼できる情報を見極め、必要な情報を正しく発信することを学ぶ「情報リテラシー教育」や、自助と共助の大切さや、災害時に必要な知識や気づきを学ぶ「防災教育」を受けることができました。

KDDI担当者からのメッセージ

KDDI株式会社
サステナビリティ推進室
海崎 千恵子

スマートフォンは、今や子どもたちにとって身近な道具になりつつあります。スマートフォンによるトラブルや事件・事故などの負の一面がある一方、使い方によってはとても便利な道具であり、時として生死を分けるライフラインにもなり得ます。だからこそ、スマホの平常時の正しい情報発信や情報の見極め、また社会や生活に役立つ使い方について、多くの子どもたちに考えてもらうきっかけ作りが必要ではないかと思っています。
子どもたちが自らの判断でリスクを回避する能力とともに、スマートフォンを利活用できる能力の両方をともに高めていくための新しい経験の場として、今後も「スマホ de 防災リテラシー」を皆さまに提供してまいります。

KDDI株式会社
サステナビリティ推進室
海崎 千恵子

本講座についてのお問い合わせは、下記へご連絡願います。
https://www.kddi.com/corporate/csr/lesson/literacy-summary/

KDDI

メニューを開く
先頭へ戻る