- KDDIホーム
- 企業情報
- 地域共創 (Te to Te)
- 活動レポート
- 『おでんせ! サイエンスキッズ プログラミング教室』レポート
『おでんせ! サイエンスキッズ プログラミング教室』レポート
はじめに
岩手県立大学様と締結した「地域活性化を目的とした包括的連携協定」内の、「小学校を対象にしたプログラミング教育における先進的モデルカリキュラムの構築」に基づき、KDDIは7月27日に岩手県立大学様主催の「おでんせ! (注) サイエンスキッズ&ジュニア」プログラミング教室開催に協力をさせていただました。
「おでんせ! サイエンスキッズ&ジュニア」とは、コンピュータ好きの児童や生徒を育てることを目的とした体験型のイベントで、コンピュータの仕組みや数理・情報、プログラミングの楽しさ・可能性について遊びの中で学べるように、学習法や教材に工夫をこらしています。
今回のプログラミング教室は、KDDIがプログラミング教育分野でパートナーシップを組む、株式会社jig.jp (本店: 福井県鯖江市) のプログラミング専用こどもパソコン「IchigoJam」と、それを使用したプログラミング教室の運営を行う特定非営利活動法人エル・コミュニティ (所在地: 鯖江市) のノウハウを活用し、岩手県内の小学4年生~6年生を対象に開催いたしました。
イベントの様子
今回、岩手県立大学様のHPや小学校へのチラシ配布によりプログラミング教室の実施を案内をしたところ、なんとすぐに定員の枠が埋まってしまうほどの盛況ぶり!
迎えた当日は、ご兄弟含めて家族全員で参加頂いた方もいらっしゃるなど、とてもアットホームな雰囲気の中での実施となりました。
今回講師を務めて頂きましたのは、同大学ソフトウエア情報学部の市川先生です。
普段は大学生相手に教鞭をとる市川先生ですが、いざ教室が始まると明るく気さくに子どもたちとコミニュケーションを取られており、その様子はまるで小学校の先生のよう! 参加した小学生16人も、最初は普段と違う大学の広い教室で緊張気味の様子でしたが、市川先生とすぐに打ち解け、楽しそうにプログラミングにチャレンジしていました。子どもたちと一緒に参加頂いた親御様も、そんな子どもたちの様子を安心して見守っていらっしゃるようでした。
実際に教室で行った内容はこちら。
LEDライトの点灯、点滅、消灯、また点滅間隔の変更などを体験したり、最後は子どもたちがお待ちかねの簡単なゲームづくりを行ったり、あっという間に90分が終了しました。教室が終了しても興味が尽きないのか、なかなか帰りたがらないお子様も多く、最後まで市川先生やサポートの堀川先生と一緒に熱心にパソコンを操作している姿がとても印象的でした。
今回使うのはIchigoJam
市川先生によるプログラミング教室スタート!
子どもたちを熱心にサポートする堀川先生
学生さんも含め、みんなで子どもたちをサポート
おわりに
KDDIはSDGsの観点から、事業を通じて解決する社会課題の一つとして地方創生および教育事業に取り組んでおり、本イベントは将来のイノベーション人財の育成を目的としております。
今回参加して頂いた子どもたちが、この体験をきっかけにICTやプログラミング技術に興味を持ち、地域を元気にするイノベーション人財として成長されていく事を期待せずにはいられません。
今後も2020年の小学校のプログラミング科目の導入に合わせ、同様の取組みを他の地域においても広く展開していきたいと考えております。
概要
名称 | おでんせ! サイエンスキッズ プログラミング教室 |
---|---|
開催日時 | 2019年7月27日 (土) 10:00~11:30 |
会場 | 岩手県立大学協働学修室 |
主催 | 岩手県立大学 |
協力 | KDDI株式会社、株式会社jig.jp、NPO法人エル・コミュニティ |