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『KDDI DIGITAL GATE Special Workshop』レポート
はじめに
KDDIは、当社のDX支援拠点であるKDDI DIGITAL GATEによる商品・サービス開発の最新思考や手法が学べるワークショップを、仙台市との共催イベントとして開催しました。
今回はコロナ禍での開催となり、ZOOMとMuralを使ったオンライン開催となりましたが、最新のツールを使ったワークショップになったことで、多方面から参加者が集うことが可能となり、活発なトークが展開されました。
本ワークショップは、2020年8月28日に仙台市と締結した連携協定に基づき開催するもので、2月10日開催された「TGA Festival 2021 (主催: 仙台市)」のサブイベントとして実施し、東北のベンチャー企業やスタートアップ起業を志す社会人や大学生など13名が参加しました。
イベントの様子
ワークショップ当日、午前中のデザイン思考体験ワークショップでは、「携帯ショップでの体験を良くするサービスを考える」をテーマに、参加者の体験をもとに課題やその解決策をデザイン思考の考え方に沿って、グループディスカッションを行い、チームでまとめたサービスアイデアを発表しました。
参加者からは以下の意見が寄せられました。
「この世にまだ存在しないが欲しいサービスが創造できそうで面白い」
「実現可能性を考える前にアイデアを出すのがいい」
「アイデアをチームで話す中でどんどん膨らんでいくところが良い」…などの声がありました。
午後のアジャイル開発セミナーでは、アジャイル開発とは何か、アジャイルな働き方、従来型の開発との違いなどのアジャイル開発の思考法に関する講義や宇宙で遭難した場合の必要アイテムの優先順位をチームで考える、をテーマにした体験ワークを行いました。
同様に参加者からは以下の意見をいただきました。
「専門的なアジャイル開発の話をいろんな業界の話を交え詳しく聞けてよかった」
「個人での開発経験しかなくチームでの開発をイメージできたのはよかった」
「仮説検証の繰り返しの大切さが分かった」
「アジャイル開発の思考法を取り入れたい」…などの感想をいただきました。
終日、参加者の皆さんはこのワークショップで何かを得ようと真剣に取り組んでいたのが印象的でした。
おわりに
KDDIは今後も、地域における起業の促進、また、次世代の地域産業をリードする人財の育成に取り組んで参ります。
今回のイベントはコロナの影響でオンライン開催となり、参加人数の制限を設けざる得ませんでしたが、ワークショップはやはり参加者が一堂に会してアイデアや意見を語り合うことが大切です。今後、今回参加できなかった方々や東北の多くの起業家、また大学生や高専生に向けてまた開催をしたいと思います。
概要
名称 | 『KDDI DIGITAL GATE Special Workshop』レポート |
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開催日時 | 2021年2月6日 (土) 10:00~17:00 |
会場 | オンライン |
主催 | KDDI株式会社経営戦略本部地方創生推進部 |
共催 | 仙台市 |
後援 | 仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会 |