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福島県磐梯町『職員向けDXオンライン勉強会』実施レポート

はじめに

KDDIは、昨年12月21日に福島県磐梯町との間で、5Gなどを活用した地域課題解決に関する包括的連携協定を締結しました。

本協定の一環として磐梯町で構築をすすめているau5G (9月末開局予定) のエリア化に先立ち、磐梯町役場職員へ向けたDX勉強会「福島県磐梯町 役場庁舎/LivingAnywhereCommons会津磐梯のau5Gエリア化について」を2021年7月15日 (木) にオンラインで開催しました。

イベントの様子

今回の勉強会は磐梯町役場職員の方々のITに対する更なる理解促進と自己啓発を目的に開催されたもので、その中で当社はKDDIの地方創生の取組みと5G活用の位置付け・5Gの概要およびユースケース、福島県磐梯町のau5Gエリア化についてお話しさせていただきました。

勉強会は、磐梯町 大久保光伸CDO補佐官の進行のもと開始。KDDI 経営戦略本部 地方創生推進部の五十嵐が講師となり (技術担当の技術統括本部 北島も質疑応答要員として参加)、まず冒頭にKDDIと磐梯町の包括連携協定の目的である「磐梯町のデジタル変革推進と5GやIoTなど先端技術活用による地域課題解決」について説明いたしました。

続けてKDDIが目指す、地元の企業やベンチャー企業は主役となったサステナブルな地方創生モデルについても触れ、ICTやDXを支える企業や人財の育成・支援を目的とする「ひとづくり」の取組みを全国の事例を交えて紹介しました。また地域人財育成の課題である教育コンテンツへのアクセスに対して、5Gによる遠隔教育でさらなる効率化が図れることも案内いたしました。

さらに5Gの概要についても話を展開。5Gの特徴である大容量・多接続・高信頼性低遅延の技術により実現可能なサービスイメージをご紹介し、「5Gは新たなインフラだが、あくまでも手段」「5Gを活用してユーザーやビジネスの新たな価値を一緒に創っていくことが重要」といったメッセージをお伝えさせていただきました。

講義の後半では、磐梯町役場庁舎や地方型シェアサテライトオフィス「LivingAnywhereCommons会津磐梯」のau5Gエリア化について説明し、それぞれの施設内での活用方法の具体的検討について意見交換いたしました。

参加者からは、パブリック5Gとローカル5Gの違いや、Wifi-6との性能差、遠隔医療での活用等について多数の質問が寄せられ、予定時間を超えるほど活発な意見交換がなされました。

勉強会の説明 [1]: KDDI 五十嵐
勉強会の説明 [2]: KDDI 五十嵐
質疑応答: KDDI 北島
進行: 磐梯町大久保光伸CDO補佐官

おわりに

福島県会津盆地の東北部に位置する人口3,409人の磐梯町は、町の将来像実現に向けて「日本で最も人に優しいテクノロジーを活用する町」として、全国に先駆けて行政・地域のデジタル変革に取組み、町の社会課題解決や活性化に挑戦されています。

今回の勉強会は業務後の時間にも関わらず、多くの職員の方々に参加いただき、とても活気ある勉強会となりました。
勉強会終了時には「5Gはあくまでも手段で今後磐梯町でどのように活用するかが重要。当社と共に考えデジタル変革に有効に活用していきたい」と感想をいただくなど、5Gについて理解を深めていただく機会になったと考えています。

今後もKDDIと磐梯町はデジタル変革を共に推進し、5GやIoTなどの先端技術を活用した地域課題解決に取組んでいきます。

概要

名称 職員向けDXオンライン勉強会 『福島県磐梯町 役場庁舎/LivingAnywhereCommons会津磐梯のau5Gエリア化について』
開催日時 2021年7月15日 (木) 17:30~18:40
会場 オンライン
主催 福島県磐梯町
共催 KDDI株式会社

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