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キャッシュレス社会の
実現

パーソナル事業本部 サービス統括本部
パートナービジネス推進部

阿部 千穂子

入社後、営業職を経て海外トレーニー制度に自ら志願。キャッシュレスが進む中国・上海に滞在し、現在はその経験を活かして、KDDIのQR決済サービス・au PAYの加盟店開拓業務を担当。au PAYを通して社会的な課題解決にも取り組む。

au PAYを使える・使いたくなるシーンを拡大

2025年までにキャッシュレス決済比率を4割に——。国が掲げた方針の後押しもあり、日本で広がるキャッシュレス決済。多くの企業がQRコード決済サービスに参入していますが、その中でもポイント還元率が高く、スマホで管理しやすい「auじぶん銀行」と紐付けてチャージできる便利さがau PAYのメリットです。

私の仕事は、より多くの方々に多くの場所で安心してau PAYをご利用いただけるよう、加盟店様の開拓や利用促進のための施策に取り組むこと。これまでも業種ごとにポイント還元キャンペーンを実施したり、地方自治体と共同で残高還元キャンペーンを実施したりしてきましたが、今後さらに幅広い世代の方々に使っていただけるよう、au PAYの利用環境を整えているところです。

モチベーションはキャッシュレス大国・中国での原体験

キャッシュレス決済の普及に携わりたいと思ったきっかけは、社内の海外トレーニー制度を使って上海へ赴任し、キャッシュレス文化に深く触れたこと。中国では、あらゆる場所でキャッシュレス決済が浸透し、都市部に限らず、田舎の商店や屋台もキャッシュレスで支払いができます。現金不可のお店も多く、キャッシュレス決済を使わずには暮らせません。お客さんが商品横のQRコードをスマホで読み取り、商品を持っていく。そんな光景が散見され、高齢者がキャッシュレス決済を使いこなしている姿にも驚きました。

赴任前にはほとんど使っていなかったキャッシュレス決済も、赴任期間でその便利さに開眼。財布を持たず身軽で出かけることができること、旅行時に現金を持ち歩く不安や残金の心配がないこと、支払い時、簡単にクーポンが使えることなど、キャッシュレス決済の魅力を痛感しました。この中国での経験が、日本でもキャッシュレス決済を普及したいというモチベーションとなり、仕事をするうえで大きな原動力となっています。

加盟店の働きやすさと成長を
au PAYで後押し

キャッシュレス決済は、お客さまだけでなく、店舗側にもメリットが多いサービス。au PAY加盟店からは「レジが混んでいるとき、素早く会計処理できて便利」という声をいただきます。会計ミスが少なくなり、現金管理の手間が減ることで集計効率が上がり、今後あらゆる業界で顕著になっていく人手不足の対策としても効果的。さらに、ポイント還元キャンペーンの実施や、購入履歴などのデータをマーケティングに活用すれば、売上アップにもつながります。

au PAYの導入を広げるには、加盟店のみなさまにも魅力的なサービスであることが大切。コロナ禍で苦しい状況の店も多い中、「au PAYを導入して売上が上がった」というお声をいただけることが一番の喜びになっています。

決済方法の多様化を、数年後の"当たり前"に

海外と比べると、日本はキャッシュレス決済の導入が遅れていると言われます。もともとキャッシュへの信用度が高く、治安の観点からも現金を持ち歩くことに不安が少ないうえに、安心安全を重視する慎重な国民性がゆえに、あえて手元に見える形でお金を持っておきたいと思うのかもしれません。

私の両親もキャッシュレスに対する反応はまちまちで、父はau PAYを喜んで使ってくれていますが、母はまだ抵抗があるようです。そんな声を聞くたび、キャッシュレス決済の便利な面だけではなく、マイナスの気持ちも忘れたくないと思います。不安に感じる方々にも寄り添い、au PAYの魅力を伝えていきたいです。

今後日本でキャッシュレス化が進めば、お店で支払い方法を選べることがスタンダードになっていくでしょう。そんな少し先の"当たり前"を作るのが私の仕事です。KDDIはユーザーとお店とをつなぐ存在ですが、ユーザー、店舗、そして私たちみんながプラスとなるような提案や情報発信を行い、"au PAYを選んでよかった"と思っていただけるよう、これからも尽力していきます。

  • 所属・内容等は取材当時のものです。