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KDDI: ユビキタス・ソリューション・カンパニー

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ニュースリリース
2006年
世界初 (注)、au携帯電話に分散型音声認識機能「声de入力」を搭載
〜歩行者向けナビゲーションサービス、EZナビウォークにて提供開始〜

KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
株式会社KDDI研究所

2006年1月12日

KDDI、沖縄セルラーは、au携帯電話に分散型音声認識機能「声de入力」機能を搭載することとし、本年2月上旬より、株式会社ナビタイムジャパンとの協業により歩行者向けナビゲーションサービス、EZナビウォーク「声で乗換検索」「声で目的地検索」にて、本機能の提供を開始します。

お客様は、「声de入力」機能を利用したEZナビウォーク「声で乗換検索」「声で目的地検索」をお使いいただくことにより、急いでいるときに歩きながら画面を見ずに発声するだけで乗換検索や、目的地検索が可能となり、より便利・快適に様々な生活シーンでご活用頂けます。

分散型音声認識機能とは、音声認識機能を携帯電話側とサーバ側に分散配置し、携帯電話側でお客様の発声した音声の特徴情報を抽出してデータ網経由でサーバ側に送信し、サーバ側で音声認識処理を行うものです。従来の携帯電話搭載型の音声認識機能では、携帯電話の処理能力の制約から数十単語程度しか認識できませんでしたが、分散型音声認識機能では、高性能なサーバを利用できるため、大規模かつ最新の情報に基づく音声認識を高精度にて実現します。
さらに、「声de入力」機能では、従来の音声認識で不満を感じることが多かった部分に改良を加え、音声認識を開始する直前に周辺雑音を測定し、お客様の利用環境に適した音響分析処理を行うことで高い認識性能を維持する点、誤った認識結果である可能性がある場合にその原因を推定しお客様に利用方法をアドバイスする点など、簡単に使えて役に立つ音声認識機能を実現しました。

「声de入力」機能の開発にあたっては、KDDI研究所 (本社: 埼玉県ふじみ野市、所長: 秋葉 重幸) が研究開発した音声特徴情報抽出ソフトウェア・音声認識エンジンをもとに、耐雑音性・処理能力・信頼性の向上等さまざまな改良を行うことにより、商用化を実現しました。

KDDI、沖縄セルラーは、今後、本機能を利用したサービスを順次検討していきます。

注)  端末とサーバで処理を分担し、少量のパケット送受で音声認識が可能なDSR (Distributed Speech Recognition) 型の音声認識機能を、Smart Phone (SymbianOSおよびWindows Mobile等の汎用OSを搭載した端末) 以外の携帯電話上で実現するのは世界初


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