No. 2009-052

2009年2月23日

KDDIは、イリジウム衛星携帯電話サービスにおいて、2009年2月24日 (火) より「9555型」機種を販売開始します。本機は、イリジウム衛星携帯電話の中で最も小型で高機能であり、より使いやすく、衛星携帯電話をますます身近にします。

イリジウム衛星携帯電話サービスは上空780kmを周る66基の周回移動衛星を使用して全世界をカバーする衛星通信サービスです。低軌道周回衛星ならではの、遅延の少ない自然な会話が可能です。
イリジウム衛星携帯電話同士の通信は地上のネットワークを経由せず、衛星のみを経由して行われます。イリジウム衛星携帯電話と他の電話 (固定電話・携帯電話など) との通信は、アメリカにある地球局を経由し、一般電話回線と接続します。
日本国内で使用できる機種はKDDIのみが取り扱います。国内外の通信事情が悪い地域での通信手段の確保という目的はもちろん、昨今のBCP (注) へのニーズの高まりから、企業の非常時の通信手段としての活用も想定します。

詳細は別紙のとおりです。

• 注) BCP (Business Continuity Plan) とは: 災害や不祥事などの緊急事態が発生した際、特定の重要な事業 (業務) を中断しない、また、万一活動が中断した場合でも早期に最低限の機能から順次再開し、事業の中断によるロスを最小化とする取り組みの上で基本となる計画のこと。