3.9世代移動通信システム導入のための特定基地局の開設計画の認定について

No. 2009-145

KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社

2009年6月10日

KDDI、沖縄セルラーは、携帯電話の高速ブロードバンド時代に対応する3.9世代移動通信システム「LTE」(注) の導入を目的に、2009年5月7日に、1.5GHz帯周波数を使用する特定基地局開設の計画を総務大臣に申請しました。
2009年6月10日に、電波監理審議会により、総務大臣に対して、当社の開設計画を適当とする旨の答申があり、本日、総務大臣により、当社の開設計画が認定されました。

次世代高速無線通信である3.9世代移動通信システム「LTE」の導入は、携帯電話ネットワークのブロードバンド化を第3世代からさらに一歩進展させ、モビリティという特性を活かした携帯電話データサービスのイノベーションを喚起し、ブロードバンド環境ならではのリッチなマルチメディアコンテンツの高速配信など、お客さまの利便性と満足度を飛躍的に向上させます。

当社は、開設計画に従い2012年12月に商用サービスを開始する予定で、au携帯電話に「LTE」を搭載していきます。このため、2011年11月には1.5GHz帯においてLTEシステムの運用を開始する計画としています。
また、周波数の有効利用を最大化させるために、1.5GHz帯に加えて800MHz帯にもLTEシステムを導入し、ブロードバンド携帯電話サービスを早期に全国区で利用できるよう、2014年度末までにエリアカバー率を96.5%まで拡げ、情報通信市場のさらなる発展と活性化に寄与し、経済・社会の発展に貢献することを目指します。

  • 注) LTE: Long Term Evolutionの略。当社は、次世代の移動体データ通信基盤インフラとなる3.9世代移動体通信システムとして、「LTE」を採用することを決定しています。
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

このページの先頭へ