No. 2009-316

2009年12月17日

KDDIは、企業向けデータ通信サービス「KDDI Global IP-VPN」サービスに、新メニュー「KDDI Global IP-VPN エコノミー」を追加して、2009年12月17日 (木) より世界120の国と地域を対象にサービスの提供を開始します。

「KDDI Global IP-VPN エコノミー」は、DSL回線をアクセス回線として、ポート、アクセス回線、お客さまCEルーター (注1) をセットで提供するネットワークサービスです。海外のアクセス回線にDSL回線を使うため、従来の「KDDI Global IP-VPN」に比べ、割安に国際イントラ網を構築することが可能です。
また、基幹網となる国際バックボーンをセキュアなMPLS (注2) で構成するため、従来のインターネット網のみのIP-VPNと比較して、ネットワークの品質が向上します。
お客さまは、比較的通信量の少ない海外拠点へのネットワーク接続のほか、「KDDI Global Powered Ethernet」や、「KDDI Global IP-VPN」のバックアップ回線に本サービスご利用いただけます。
また、本サービスについて、KDDIが日本で一元的にお申し込みやお支払いに対応し、運用・保守を提供します。これにより、お客さまの業務負荷を軽減し、利便性が向上します。

本サービスは、米国の国際ネットワーク事業者Virtela社との提携により提供します。Virtela社は、世界190カ以上の国と地域にグローバルネットワークソリューションを提供する通信事業者で、数百のキャリアとの提携により、リーズナブルな価格、カバレッジの広さを強みとしています。

今後もKDDIは、グローバルネットワークの拡大・機能を充実させ、ICT分野において、企業のお客さまの事業拡大を支援していきます。

詳細は別紙をご参照ください。

• 注1) Customer Edgeルーターの略。お客さまの宅内に設置される、WANネットワークが終端される機器。
• 注2) Multi-Protocol Label Switchingの略。ラベルスイッチング方式を用いたパケット転送技術。