日本~米国間光海底ケーブル「Unity」の運用開始について

No. 2010-104

2010年4月1日

KDDIは、Bharti Airtel Limited (インド)、Global Transit (マレーシア)、Google (米国)、Pacnet (香港) およびSingTel (シンガポール) と共同で建設した日本~米国間光海底ケーブル「Unity」の運用を、2010年3月30日 (火) に開始しました。

●1. Unityの概要について

「Unity」は、日本~米国間を直接結ぶ総延長約9,620kmの光海底ケーブルです。最新のDWDM (注1) 技術を利用することにより、最大4.80Tbps (テラビットパーセコンド:テラ = 1,000ギガ、電話回線換算で約75百万回線 (注2)) までの容量拡張が可能で、急増する日本~米国間のインターネットや大容量化の進む企業間通信等の通信需要に対応します。また、日本においてAPCN2等アジア域の大容量光海底ケーブルとシームレスに接続することによりアジア~米国間の通信需要にも対応し、日本の通信ハブとしての地位向上に貢献します。

  • 注1) DWDM: Dense Wavelength Division Multiplexing。高密度波長分割多重方式。
  • 注2) 1回線あたり64Kbpsにて換算。

●2. Unityを利用したサービスについて

KDDIは、「Unity」を経由する新しいルートを利用して、以下のサービスを2010年4月から順次、提供開始します。

(1) 国際専用線サービス (高速ディジタル専用線および超高速イーサ専用線)

(2) KDDI Global Powered Ethernet

(3) KDDI Global IP-VPN

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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