NTTコミュニケーションズ株式会社
日本テレコム株式会社
KDDI株式会社


2001.8.30

Japan-USケーブルネットワークの運用開始について



NTTコミュニケーションズ、日本テレコム、KDDIが、Concertなど世界の44通信事業者とともに建設を進めてきた大容量光海底ケーブルJapan-USケーブルネットワークは、8月28日から運用を開始しました。

本ケーブルは、日本、米国本土、ハワイを、南北2つのルートでループ状に結ぶ総延長21,800kmの光海底ケーブルであり、日本側では、北茨城(茨城県:NTTコミュニケーションズ)、丸山(千葉県:日本テレコム)、南志摩(三重県:KDDI)の3ヶ所に陸揚げされています。
運用当初の回線容量は80Gbps(電話回線換算で約96万8千回線)ですが、需要が旺盛なことから、既に現在400Gbps(電話回線換算で約484万回線)まで拡張する準備を進めており、最終的には、最新のWDM技術を利用することで、640Gbps(電話回線換算で約 774万1千回線)までの容量拡張が可能です。

なお、本ケーブルは、現在建設中のAPCN2、C2C、AJC等のアジア域の大容量光海底ケーブルと接続しており、日本のアジア・太平洋域の通信ハブとしての地位向上にも貢献します。

NTTコミュニケーションズおよび日本テレコムは、それぞれ3.4Gbps(注)の容量を取得、KDDIは3.7Gbps(注)の容量を取得しており、今後のブロードバンドサービスの本格的提供などに伴い、ますます増加することが予想される太平洋域におけるインターネットなどの通信ニーズに対応していきます。

(注)いずれもケーブル運用開始時の容量

Japan-USケーブルネットワークの概要



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