| 1.各社の役割・取り組みと目的 |
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本実験における、各社の役割・取り組みと実験参画の目的は以下のとおりです。 |
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| KDDIの取り組みと目的 |
| KDDIでは昨年12月よりGPSによる精度の高い携帯電話位置情報サービス「GPSケータイ」を提供しており、同サービスの普及に伴い、より利便性の高い新しいサービスの登場が期待されています。そこで、今回の共同試行サービスでは、ユーザの時間、場所、嗜好に応じてピンポイントで情報配信を実現し、ユーザニーズに合致した新しい位置情報サービスを実証することが目的です。また、動画配信サービス「ムービーケータイ」を利用した、位置に応じた動画配信の効果も検証します。 |
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| リクルートの取り組みと目的 |
リクルートおよび、リクルート北海道じゃらんはコンテンツ提供の立場から参画いたします。
具体的には、現在リクルートが提供している旅行サイト「イサイズじゃらん」(*注)とリクルート北海道じゃらんが提供している携帯電話向けサービス「じゃらんデジポン」(*注)のそれぞれから、北海道エリア向けの観光スポット情報、宿・ホテル情報等を提供します。
リクルートおよびリクルート北海道じゃらんは、このような形での情報配信によって、北海道地区における以下の効果を検証します。 |
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ユーザの希望するジャンルの情報を最適なタイミングで配信することによる、情報利用頻度の向上。 |
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GPS機能を利用して最寄りの宿・ホテル情報を提供することによる、予約サービスの利便性向上。 |
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| NECの取り組みと目的 |
NECでは、位置情報を応用したシステム/サービスの開発・提案を行っています。その中核システムである「TPOCAST」(モバイル向けパーソナライズ情報配信プラットフォーム)(*注)を本実験に提供いたします。「TPOCAST」は、ユーザの時間(T)、場所(P)、嗜好(O)に応じてピンポイントで情報配信を行うことを可能にするシステムです。
NECは、本試行サービスを通じて、ピンポイント情報配信の有益性を証明することにより、コンテンツプロバイダー・サービスプロバイダーへの「TPOCAST」の拡販を目指します。 |