[別紙]


1.概要
『KDDIウイルス対策サービス(ゲートウェイ版)』は、米国Fortinet社が開発したセキュリティ製品「FortiGate」による法人のお客様向けのゲートウェイ型ウイルス対策サービスです。「FortiGate」の設定から設置、保守までを一括してKDDIが提供しますので、お客様は手間をかけずにウイルス対策の実現が可能です。
今後は「FortiGate」の遠隔マネジメントも予定しており、本機能により、運用を含むウイルス対策サービスの全てをKDDI一社で提供することが可能となります。


2.サービスの特徴
(1) 専用ASICにより高速処理を実現
ゲートウェイ型のウイルス対策製品の導入により、通常はゲートウェイの処理速度が低下する現象が発生しますが、本サービスでは専用ASIC(※1)によりこの問題を解消し、今までにない高速処理を実現します。
(※1) ASIC(application specific integrated circuit)…CPUやメモリなどの汎用ICではなく、特定の用途に最適な機能を実現するためにメーカが独自に設計したIC。
(2) ウイルス定義ファイル更新を自動化
定期的なウイルス定義ファイル(※2)の更新等をお客様側で実施される場合、非常に手間がかかるだけでなく、効果的な対策が困難な場合がありますが、本サービスではインターネット経由でファイルの更新を自動的に行いますので、お客様の負担を軽減し、効果的なウイルス対策を実現できます。
(※2) ウイルス定義ファイル…ウイルス対策ソフトがコンピュータウイルスを発見する際に使うファイル。「ワクチンファイル」「パターンファイル」ともいう。
(3) WEBアクセス時に感染の恐れがあるウイルスも防御
ウイルス感染経路の多くはEメールからと言われていますが、昨今はNimda等に代表されるWEBアクセス時に感染するウイルスも発生しています。本サービスではこのような経路からのウイルスにも効果的に機能します。
(4) ウイルス加害者になることへの予防対策
ウイルス感染への対策を行っても、ウイルス加害者になってしまうことに対しては、現状では必ずしも対策が充分ではありません。本サービスでは、万一、ウイルス添付メールとは知らずに社外へ送信しようとした場合でも、ウイルス添付メールの送信をブロックすることができますので、加害者になることへの予防対策にもなります。
(5) ウイルス対策サービス(クライアント版)との補完効果
ウイルス感染経路は複数存在します。本サービスとKDDIウイルス対策サービス(クライアント版)を併用することで、より効果的なウイルス対策を施すことが可能となります。


3.取扱機種および提供料金
取扱機種 設置・設定料金
(一時金)
月額レンタル料
1年契約 2年契約 3年契約
FortiGate50 117,700円 17,600円 13,200円 11,800円
FortiGate100 117,700円 34,600円 23,800円 19,800円
FortiGate200 117,700円 50,100円 33,400円 28,000円
FortiGate300 別途ご相談となります。
FortiGate500
FortiGate3000
定額レンタルでの提供はFortiGate50,100,200のみの提供となります。また、一時金なしの定額レンタル料金もあります。
上表月額レンタル料には機器費とオンサイト保守サービス(平日9時〜17時)を含みます。


4.提供開始時期
2003年2月3日より提供開始。


サービスイメージ図1
サービスイメージ図2


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