KDDIは、本日より、KDDIインターネットにおいて、次世代インターネットプロトコル「IPv6」*1を使用した「IPv6トンネリング」サービスの提供を開始します。
詳細は以下のとおりです。
| 1.概要 |
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KDDIインターネット「IPv6トンネリング」サービスは、「IPv6 over IPv4トンネリング技術」*2を用いて、IPv4ネットワーク上でIPv6パケットを伝送するサービスです。既存のIPv4インターネット環境はそのままにIPv6ネットワークへの接続が可能なため、IPv4時代からIPv6時代への移行技術として標準化され、今後、利用拡大が期待されています。
本サービスは、IPv6に先行的に取り組んでいる家電・機器メーカーや、これからIPv6対応機器・アプリケーションの開発に着手されるハードウェア・ソフトウェア業者などのお客様にご利用いただくことを想定しています。 |
| 2.提供条件等 |
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(1) |
提供条件 |
| KDDIインターネットのオプションサービスとして提供します。 |
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| (2) |
提供料金 |
KDDIインターネットのご契約品目・伝送速度により定められたIPv6トンネリング利用料が必要です。
| ※ |
料金価格帯:2,000円(「スタンダード2」64kbps利用時)〜100,000円(「インターネットゲートウェイ」利用時)。 |
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| (3) |
提供エリア |
| 全国でご利用いただけます。 |
| 3.提供開始日 |
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2003年2月17日 |
| *1 |
Internet Protocol Version 6。IPv6が提供するIPアドレスは実質的に無限であり、IPv4の抱えるアドレス枯渇などの諸問題を解決し、また、セキュリティ対策の向上や、情報家電、サーバーを介さない端末間通信(ピア・ツー・ピア)の実現など、新たなネットワークサービスの可能性を広げる技術として期待されている。 |
| *2 |
対応ルーターにて、IPv6データにIPv4アドレス情報を付けてIPv4パケット化し、IPv4ネットワーク内を伝送する技術。 |
[参考資料]
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