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『「全国中小企業クラウド実践大賞」参加』レポート
はじめに
地域における人手不足の克服と、地域経済の持続的成長を確保するためには、中小企業等の「稼ぐ力」の増強が必要であり、これを実現するためには、クラウドサービスなどのICTを有効活用することが不可欠です。
一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会 (CLOUDIL) が主催する全国中小企業クラウド実践大賞は、中小企業等による身近なクラウドサービス利活用の実践事例をコンテスト形式で共有することで、地域の中小企業による取り組みを加速することを目的として、11月8日 (金) 開催の和歌山大会を皮切りに、金沢、盛岡、長野、福岡で順次地方大会が開催されております。KDDIは当法人の目的に賛同し、設立時より会員として協賛しており、今回の開催においても運営、進行など重要な役割を担当させていただきました。
イベントの様子
今回は、和歌山、金沢に続いて、11月15日 (金) 盛岡商工会議所で行われました盛岡大会に参加して参りましたのでレポートいたします。
盛岡大会では、岩手県内外から10社の参加があり、各登壇者から、自社のクラウドサービス導入に伴う効果や働き方の変化などがそれぞれ発表されました。その結果以下の2社が選出され、令和2年2月12日開催の全国大会 (東商グランドホール、東京) に進み、総務大臣賞、日本商工会議所会頭賞、全国中小企業団体中央会会長賞などの表彰をかけて、再度公開プレゼンテーションが実施されます。
受賞者は以下の通りです。
- 総務省東北総合通信局長賞: 株式会社航和様 (岩手県雫石町) 業種: 医療・福祉「介護士の離職率低下をITで実現」
- 盛岡市長賞: 松月産業株式会社様 (宮城県仙台市) 業種: 宿泊業・飲食サービス業「IT活用によるホテル経営効率化」
- クラウド実践奨励賞: 上記2社を除く、参加企業全8社
おわりに
今回、盛岡大会に参加して感じたことは、まず会場が満員になるほどクラウドサービスに対する関心が高まっていることです。
少人数での業務運営が求められる中小企業だからこそ、業務効率化のために必要なサービスであることを改めて実感いたしました。
本取り組みのように、ICT利活用の成果を地方から発信していただくことで、全国の中小企業にICTが広く認知・普及し、業績向上や働き方改革に結び付くことを期待いたします。
また、KDDIの考える地域の企業や人財が主体となった地方創生にもつながる取り組みとして、今後も支援していきたいと考えています。
概要
名称 | 全国中小企業クラウド実践大賞 盛岡大会 |
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開催日時 | 2019年11月15日13時~16時30分 |
会場 | 盛岡商工会議所 |
主催 | クラウド実践大賞実行委員会 |
共催 | 総務省東北総合通信局、盛岡市、盛岡商工会議所 |
後援 | 経済産業省東北経済産業局、他8団体 |
開催協力 | KDDI株式会社 |