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ブルーカーボン自動計測システムがMCPC award「アカデミー特別賞」を受賞
~産学官連携により、安定した漁獲や生産、水産業の脱炭素や収益向上に寄与~

KDDI株式会社

2025年12月25日

KDDIは2025年11月26日、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)主催の「MCPC award 2025」において、漁村の脱炭素・収益向上を目指して三重県鳥羽市で構築したブルーカーボン自動計測システムの取り組み(以下 本取り組み)(該当項目へジャンプします※1)により、ユーザー部門「アカデミー特別賞」を受賞しました。
本取り組みは、独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校(所在地:三重県鳥羽市、校長:古山 雄一)、国立大学法人三重大学 大学院生物資源学研究科(所在地:三重県津市、研究科長:橋本 篤)、三重県 水産研究所(所在地:三重県志摩市、所長:青木 秀夫)、鳥羽市(所在地:三重県鳥羽市、市長:小竹 篤)、KDDI株式会社、株式会社KDDI総合研究所の産学官が連携したものです。
今後も全国各地の自治体や地域企業、地元学術機関などと連携しながら、AIや5Gなど先端技術を活用し、あらゆる産業の作業効率化や事業開発の取り組みを進めていきます。

<第25回MCPC award 2025表彰式の様子>

■MCPC award 2025 受賞内容

賞名 受賞者名 受賞システム
ユーザー部門
アカデミー特別賞
鳥羽商船高等専門学校/国立大学法人三重大学 大学院/三重県水産研究所/三重県鳥羽市/KDDI株式会社/株式会社KDDI総合研究所 漁村の脱炭素・収益向上に向け、ブルーカーボン自動計測システム構築

「MCPC award」は、2003年から開催され、モバイルコンピューティングの導入により高度なシステムを構築し、「業務効率化」「コスト削減」「売上拡大」「業績向上」や「モバイル、IoT/AI技術の効果的活用」などの成果を上げた事例を顕彰しています。「ユーザー部門」と「サービス&ソリューション部門」の2部門に分けて表彰されます。

■本取り組みの現状について

本取り組みは国立研究開発法人情報通信研究機構「NICT(エヌアイシーティー)」の委託研究(採択番号22602)(該当項目へジャンプします※2)により、水産業におけるカーボンニュートラルの実現と収益モデルの構築を目的としたものです。2022年11月から機械学習を活用したブルーカーボン自動計測システムの研究開発を開始し、天然藻場におけるデータ取得・分析の効率化を繰り返してきました。これによりシステムの技術と精度を向上させ、自動計測システムの基盤が完成しました。

KDDIは、通信技術とデータ連携基盤の活用によって、更なる精度向上と利便性向上に取り組み、漁業者の負担軽減やブルーカーボンの定量化による新たな収益モデルの創出に貢献してまいります。

■Te to Teについて

「Te to Te」は、KDDI VISION 2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」の実現に向け、地域の未来に情熱を持ち、より良い地域づくりを目指すみなさまと手と手を取りあって、新たな可能性の扉を開きたいという思いから生まれたブランドです。
KDDIグループは、人と人、モノゴト、地域の思いをつなぎ、地域とともに持続的な発展を築いていきます。

ロゴ:KDDIの地域共創「Te to Te」

  • ※1)
    新規ウィンドウが開きます2023年3月31日 ニュースリリース
    漁村の脱炭素・収益向上に向けブルーカーボン自動計測システム構築に向けた取り組みを開始
    ~海洋DXを推進、安定した漁獲や生産に寄与~

    新規ウィンドウが開きます2021年3月16日 ニュースリリース
    5G・IoT活用、海洋DX推進に向け連携協定を締結
    ~水産業の課題解決に向け、産学官の連携による新たな水産業モデルを構築~
  • ※2)
    国立研究開発法人情報通信研究機構ウェブサイト
    新規ウィンドウが開きます高度通信・放送研究開発委託研究に係る令和4年度新規委託研究の公募(第1回、第2回)の結果

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