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まるで隣で教えてもらっているみたい!
京都サンガF.C.マルコ・トゥーリオ選手による
初めての遠隔サッカーコーチングレポート

2025/06/10

3月25日(火)、京都サンガF.C.のマルコ・トゥーリオ選手と藤田(ふじた)聡(さとし)ジュニア育成部コーチが、京都府内の小学校と中学校を遠隔でつなぎ、計40人の子どもたちにサッカー指導を行いました。

当日は、京都サンガF.C.の練習拠点であるサンガタウン城陽に、マルコ・トゥーリオ選手と藤田(ふじた)聡(さとし)コーチがスタンバイ。同じタイミングで、京都府北部の福知山市立日新中学校サッカー部と南部の綴喜郡井手町の山吹サッカークラブの小中学生も体育館で憧れの選手とつながる瞬間を待ちます。

いよいよ対面の瞬間。スクリーンにトゥーリオ選手が映ると、子どもたちの歓声と笑顔があふれます!
練習はアップから始まり、リフティングや対面パスなどの動きを丁寧に教えてもらうと、子どもたちは熱心に選手やコーチのアドバイスを聞き、積極的に質問するなど、リアルでの練習さながら双方向で自然なやり取りができていました。最後に行ったゲームでは、練習で教えてもらったテクニックを発揮!ゲーム中もスクリーン越しにコーチからのアドバイスが飛び交っていました。

参加した子どもたちからは「(遠隔だったが)コーチや選手が隣で見てくれているようで、細かい部分までよく見えた。これからもサッカーを頑張りたい!」、支援先で一緒に参加していただいた支援先のコーチからは「プロの指導を受けられる夢のような体験。コーチ面でも刺激と学びがある貴重な経験となった。」という声が寄せられました。
初めて遠隔でのサッカー指導を体験したトゥーリオ選手は「直接プロの指導に触れる経験は貴重であり、とても大切。このような経験を活かして、子どもたちがサッカー選手になる夢を叶えてくれると嬉しい。」、藤田聡コーチは「奥の選手まで見え、反応もリアルタイムで臨場感があった。普段の指導と変わらず指導ができた。」と、遠隔サッカーコーチングの可能性を感じていました。

今回、選手とコーチがいるサンガタウン城陽と支援先2カ所の計3カ所を、4K相当の高画質映像でボールタッチや身体の使い方も鮮明に確認できる空間自在ワークプレイスでつなぐことにより、時間の取りづらい現役選手から複数地域への同時指導ができました。
また、両支援先でスムーズな通信環境を確保するために、サンガタウン城陽から離れた地域でも空が見えればどこでもつながる衛星ブロードバンド「Starlink」を導入し、本取り組みを実現しました。

本取り組みの通信概要図

初めての遠隔コーチングでしたが、子どもたちにとってはプロの選手から直接指導を受けられる貴重な機会になったのではないでしょうか。今後は、2回目の遠隔コーチングや、磨いたスキルを披露するスペシャルマッチを通して、子どもたちがさらなる成長を遂げられるよう、続けてサポートをしていきます!

遠隔コーチングの様子